創作:春神三兄弟
春神三兄弟
現代を舞台にした微ファンタジー
双屈町(そうくつちょう)・留壷町(るつぼちょう)・紺屯町(こんとんちょう)
の三地区で話を書きたい。
舞台:
刀ヶ和県(かたながわけん)・妖狐塚市(ようこづかし)
(元ネタ:神奈川県・横須賀市)
三地区だから心技体とか三竦みとか三位一体とかバミューダトライアングルとか三原色とか、三にかかわる何かを設定したい。
【心技体】
心:特殊能力(エスパーから発火能力・魔法的なものまで能力系)
技:特殊技能(専門的な知識や技術を少しかじっただけで大体把握できる)
体:特異体質(怪我がすぐに回復・怪力・獣に変身など体質にかかわるもの)
【三竦み】
カエル・ヘビ・ナメクジorムカデ
【三原色】
赤・青・緑
マゼンダ・シアン・イエロー
士農工商
双屈町:
赤い丸がカエルのシルエットを描いているのが町章。
特殊能力を持つ血筋の住民が多い。
大型店舗と娯楽施設が一番多い、やや都会的な町。
留壷町:
緑の丸がヘビのシルエットを描いているのが町章。
特殊技能を持つ血筋の住民が多い。
温泉や遺跡など観光施設が多い、下町的な町。
紺屯町:
青い丸がムカデのシルエットを描いているのが町章。
特異体質を持つ血筋の住民が多い。
田畑や果樹園・庭でのガーデニングなどが多い町。
【兄弟】
○三月
双屈町で暮らす兄妹の兄。父親が留壷町の出身で父親の血が濃く出ているため特殊技能に秀でている。
オタク三兄弟の長男。母親が自己中心的なメンヘラだったため、愛想をつかして父親側についた。気が強い女性があまり得意ではないので人見とは衝突しがちだが、元が大人しい日向には可愛げを感じているのか世話を焼こうとする。
○人見
双屈町で暮らす兄妹の妹。離婚した母親が双屈町の出身で母親の血が濃く出ているので特殊能力持ち。
オタク三兄弟の長女で最近中間子になった。母親が思い通りにならないとヒステリーを起こす性格だったため、それを嫌悪。自分がヒステリーを起こして兄に指摘されるたびに、母親に似ている部分を痛感して嫌になる。生まれて初めてできた妹に四苦八苦しながらも姉らしく(同い年だけど)振舞おうと頑張る。
○日向
両親の再婚で双屈町に引っ越してきた。紺屯町の血筋なので特異体質持ち。
オタク三兄弟の末っ子に最近なったばかり。実は離婚した父の側に年の離れた異父弟がいる。更に言うと母が最初に結婚した男性(実の父/日向に記憶はない)には年が一回り上の連れ子(男子)がいたので、日向には記憶にない12歳年上の異母兄もいる。複雑。自分は弟がいるので末っ子ではないという認識の下、兄と姉に世話を焼かれている。
短気で粗暴でガラが悪い赤い目の日向、冷静で皮肉屋で古風な青い目の日向、悪乗りと悪ふざけ大好きで他者をおちょくる黄色い目の日向、のんびりしていて大人しいが落ち着いていて言うべきことは言う茶色い目の日向の四つの面がある。赤と青と黄をあわせると茶色になるように、茶色い目の日向が元々の日向。四つの人格を内包しているのだが、知識と記憶と経験と感覚を共有しているので、テンションや感情が偏った状態で高ぶった際にそのような言動をとりがちなだけだと本人は思っている。重人格ではなく層人格。人格であるという自覚がないので、人格ごとの名前など持ち合わせていない。赤い日向、青い日向と色で分けて呼ばれる。
2015/08/25 02:29
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