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2016/02/24


喰(クイ)一族とサンサ一族は元々一つの血筋だった、という、妄想。

 喰一族はポッケ村から離れた、でも近いか遠いかで言えば近い、そんな距離にある隠れ里というか集落に住んでいる一族で、医食同源ならぬ狩食同源(食べるために狩る、自分たちも狩られて食われる)という意識が根付いている人たち。
 サンサ一族はどこに住んでいるかは知らないけど霊山の麓でキリンを信仰しつつ絶妙に美味いお茶を作りながらずば抜けた薬草の扱いでもって生きてきた人たち。

 今から300年くらい前に喰一族が歴史の隅っこに誕生して、その100年後くらいにサンサの名前が歴史書の片隅に記載され始めたくらいの、小さな扱い。
 比較的新しい、でも一族単位でいえば結構古い、微妙な血筋たち。
 実は300年前に「ムラサキ」という人物がポッケ村より離れた地に一族の者を引き連れて訪れ、そこに定住した者たちが喰一族の紀元となった、という古事記みたいな文書が発見された。
 実は200年くらい前に「シキブ」と名乗る人物が霊山に立ち寄り、そこに鎮座するキリンと死闘を繰り広げた末に、キリンを守護する代わりにここに定住するという交渉を成立させ、そこで定住した者たちがサンサ一族の始まりである、という古文書のようなものが探し当てられた。
 この「ムラサキ」と「シキブ」は大まかな身体的特徴や大きな祈祷の笛を担いでいたという言い伝えから同一人物ではないかとの見解がなされている。

みたいな。そんな創作ハンターたち同士を親戚にする妄想。
勝手にやってろって感じですが、遠い遠い遠い親戚、とかで自分のキャラたちが繋がるのを見ると楽しいのです。
他の人のキャラクターとも遠い遠い遠い親戚や、たまに噂話で聞く程度、みたいな繋がりがあったら楽しいのと同じ。