蘭マサ
2012/02/21 07:36
※蘭マサ会話文。
「ねーねー、センパイ」
「…ん、どうした狩屋?」
「………寒いですね」
「…?そうだな…??」
「…オレ、寒いの苦手なんです…」
「……そうか。それで?俺に手繋いで欲しいって??」
「はっ!?いや、そうじゃなくて………って、ぎゃあ!何ホントに手繋いでんだ!恥ずかしいからヤメロ!!!」
「おい、狩屋?先輩には敬語を使えってあれほど……」
「…すみませんー!すみませんってば!!だから手離してくださ…」
「やだ!罰としてこのまま家まで送ってく!!」
「はぁ!?ちょっと待って!センパイ……霧野先輩、それだけはやめ…!」
「そろそろ俺たちのことちゃんと言っとかないとな〜。ほら、さすがに毎回嘘の口実作って家出てくるの大変だろ?」
「…………!(若干瞳子さんにはバレてる気がするけどヒロトさんに知られたら色々やばい……!)」
「なんか聞いた話によれば狩屋の家に元イナズマジャパンのヒロトさんがいるらしいじゃん!いいなー俺も会いてー!!」
「…そんな羨ましがられても……」
「だって元イナズマジャパンだぞ!?お前サッカーとか教えてもらったりできるじゃん!」
「…いや、ヒロトさん忙しい人なんで……。しかも会っても秘書の人とイチャついてるんで…」
「えっ!?ヒロトさん恋人いたのか!??秘書が恋人とかどこのドラマだよ…!かっこいいな〜」
「いや、その秘書はおと……」
「狩屋ぁ〜!なんか俺今、無性にお前とイチャイチャしたい!」
「意味が分かりません。こんな誰が通るかも分からないような公道で変なことしてみろ…!即ハンターズネットで縛り上げてその辺転がして帰るからな!!」
「照れんなよ!」
「照れてない!!」
「……かわいいな、お前って」
「さっきの話の流れからどうしてそうなるんですか……」
「………あ、狩屋。顔赤いぞ?」
「…み、見ないでください!覗き込んでまで見るようなもんじゃないでしょ!!!」
「いやいや、お前照れると顔隠すからつい見たくなるんだよ」
「…悪趣味」
「なんとでも。ほら、この角曲がったらお前の家まですぐだろ?俺この辺で帰るわ」
「……え?そう…です、か…」
「…え?なにお前もしかして俺が本当にあいさつして帰ると思ったのか?」
「!!からかったんですか!」
「いやそんなつもりないし………さすがにそんな度胸まだないしな」
「……“まだ”って…」
「もう少し俺もお前もでかくなってから……な?」
「う………は、はい…」
お日さま園の近くで蘭マサちゃんたちがイチャイチャしていたせいで、後日お日さま園のみんなからの目撃者情報が相次いだそうです……っていうね(^O^)
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