※南倉♀
2011/08/24 20:37


※ほぼ会話文です。









真夏の暑さも和らぎ、青空も秋に近づき始めたある日。
ついさっき昼食を終えた男女が屋上でいがみ合っていた。

男の方はきれいな赤紫色のストレートヘアーをさらりとなびかせる。名を南沢と言う。
その南沢の双眼に映る女の背は低く、薄い水色のショートカットヘアー。片目を前髪で隠しているのが印象的だ。


そんな二人の、ある日の会話。






「なぁなぁ倉間。したいんだけど」

「何言ってるんですか寝言は寝てから言ってください」

「いや、マジだけど」

「…ほんっとアンタ最低」

「今日って危険日だったか??違うよな?毎月のアレは月末だからきてないはずだし」

「……なんで俺の生理周期知ってるのか全力で問いただしたいんですが聞かなかったことにします。マジきもい南沢」

「…仮にも俺が先輩だからな?そして俺も地味に傷ついてるんだぞ、倉間」

「とにかく嫌なもんは嫌なんです!今日はしません!!」

「…つれねぇこと言うなって。最近ご無沙汰だったじゃねーか」

「一昨日やったばっかりですよ!?!」

「…昨日やってねーじゃん。昨日俺すごい我慢したんだぜ?」

「アンタどんだけ耐え性ないんだよ!せめて一週間くらい我慢しろ!」

「はぁぁ!?一週間も我慢出来る訳ねーだろ!俺を倉間不足で殺してぇのか!」

「……恥ずかしいこと大声で言わないでください……、ってかこっち来ないでください!……っ、やだっ!」

「………お前、今の状況分かってる??」

「……………うぅ」

「誰もいない屋上に二人っきりだし、今俺がお前を壁に追い詰めた。この状況で逃げられるとでも?」

「………っ、今日はほんと、だめなの………!」

「珍しいな、お前がそんなに拒むなんて。俺も無理矢理とかしたくねぇし、一応なんで嫌なのか理由、聞かせてくんね?」

「…………………やだ」

「…そんな顔真っ赤にして答えられると余計気になるんだけど……。何?もしかして前やったとき気持ち良くなかったとか?俺とはもうやりたくない??」

「……っ、違!そんなんじゃなくて…!お、俺の問題って、いうか…その」

「………何?」

「…やっぱ、言いたくない」

「その口塞ぐぞ」

「塞ぐだけで済むのならどうぞ塞いでくださ……んっ」

「……誰が塞ぐだけで済ませるかよ。このまま言わなかったら無理矢理犯すぞ」

「……っ!?…い、言います!!言いますから!…その代わり、言ったらもう今日はやらないってことでいいっすか?」

「………それは俺の気分次第ってことで」

「……先輩、言っても引かないでくださいね?」

「……?」

「…ょう、………が、………ぅんです」

「聞こえない。もっと大きな声で言えって」

「……き、今日、下着が上下違うんです!!」

「……………へぇ」

「へぇ、ってなんですか!へぇって!!人が折角恥を忍んで言ったのに!!!」

「…つまり、今日は下着が上下違うから俺とやりたくない、ってことか」

「…そ、そうですよ!!分かったら離れてください!」

「………いやいや、離れるわけないし。むしろ、俄然やる気出たわ」

「はぁ!?意味分かんな………っんぅ…ふ、……ふぁ」

「その上下違う下着、早く俺に見せろ」

「………………へんたい」






\アッー/



――――――――――

そんなある日の南倉でした。
色々ひどくてスミマセン…^q^







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