きがくるっている。

「孕めっ、孕めっ!」

腹の上で自分を犯す彼は、呪文のようにただ一言を繰り返す。

自分は男なのだから孕む訳など無い。

黒子の理性はそう返すが、快楽に思考は曖昧になる。

「孕めよっ…頼むから…」

自分の頬に温かい滴が落ちるのを感じる。

上をみれば、彼は涙を流していた。

「孕まなくても、僕はどこにも行きませんよ」

優しく微笑めば、彼は強く僕を抱きしめた。












形がなくて不安にかられた青峰

これ、R15入る…かな?
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