※14Qのエンドカードからきた妄想です






「テツー 早く帰ろうぜ」

「ちょっと待ってください…」

今日は何時もいるうるせー奴ら(黄瀬とかさつきとか)がいねーから恋人のテツと2人っきりで帰る。

折角の2人っきり、いろいろ寄り道してこうと思ってた俺の思いとは裏腹に、テツは更衣室のベンチに寝たまま動かなかった。

確かに今日の練習はちっとキツかったけどよ…相変わらず体力ねェな………

仕方ねーから俺もベンチに座る。

「スミマセン…」

「ったく もっと体力つけろよ」

「………努力します」

何か言い返そうとしたみてーだけど言い返さずにテツは黙った。
あー、やっぱテツかわいいな……

バックん中にポカリがあったからほっぺに当ててやると気持ちいいっつって自分で当て始めた。

テツの顔が火照ってるから暑いんだろーな。
どんだけ頑張ってんだよ。んなほっせー体で。

まだ寝ててーみてーだからちょっとテツを見る。

体力を使い果たして寝ているテツは、すっげーかわいい。

絶対そこら辺にいる女よりもかわいいに決まってる。

と、テツが俺を見上げてんのに気づいた。

「んだよテツ」

「いえ…やっぱり青峰君は優しいな と」

「は?」

いきなりなんだ?

「テツ 俺が優しいワケねーだろ」

普通にありえねー。

「優しいです だって なんだかんだいいながらこうやって僕の事待っててくれてるじゃないですか」

それにポカリもくれました、とか言うテツ。

たまに意味わかんねーこと言うんだよな。テツって。

つか俺が優しくすんのはテツだけだっての。

テツに言っておかねーと。

「おいテツ 俺が……」

「まぁ 僕はそんな青峰君が好きなんですけどね」

一瞬、何も考えらんなくなった。

今、なんつった?

「知ってますよ 青峰君がこんな事してくれるのは僕だけだって 僕を大切にしてくれてるって 好きでいてくれてるってわかるんです だから僕は青峰君が大好きです」

つらつらとテツが言い終わる頃にやっと俺の回転の悪い頭は言葉の内容を理解して。

そのまま俺はテツの目をふさぐように手を置いた。

「わ 青峰君?」

テツが戸惑ってんのも気にしてらんねー。

やっべえ…すっげー嬉しい…

「テツ 俺もお前が好きだぜ」

テツの目をふさいだまま言った。

「そうですか」

テツは少しだけ、嬉しそうに微笑んだ。

「青峰君 あの…手をどけてくれませんか?」

「無理」

さっきのテツよりも俺の顔が火照ってんのがわかる。

肌の色でわかんねーと思うけど、きっと顔も真っ赤だ。

こんな顔、テツに見せられっかよ。

「ヒドいです 青峰君」

「あとでなんか奢っから」

「………バニラシェイク」

「わーったよ」

でも俺の顔が戻るまでは手をどかさねーしここからもでねーけど。





をふさぐのは




好きな奴に

こんな情けねー顔見せられっかよ








†**++*+*†*+*++**†








あまりにも素敵なエンドカードに触発されて書いてしまいました………

駄文でスミマセン…

ちなみに、黒子っちは青峰の顔が赤いのも全部わかってますwwww



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