続:傍観者の憂鬱M


◎R20なので非常に注意!





















オレがほしくてたまらなくて鳴きしきる、その姿がたまらなく愛しい。



マルコのやつがもこを好きだってことは知っている。でも、アイツには悪いけど、もうもこはオレのモンでオレしか見えていないことはオレもマルコもほかのやつらだってわかっているはずだ。しかし、溢れんばかりの愛が嫉妬心と共に顔を出し、ついやらかしてしまう、子供じみたこと。



「エース、こんなところで…んン、」

「…っは、いいんだよ、がまんできねえ。」



昼間はほとんど人気のない食料庫の奥。薄暗いそこでオレはもこを壁に追い詰め、唇が腫れ上がるほどのキスをして、ねっとりとしたディープなやつを、舌を絡めとって、唾液を伝えながら、歯列をなぞり、口内を犯す。酸欠になりそうなくらい、余裕なんか与えてはやらなくて、瞳はとろんとし、顔を真っ赤にして、肩で息をするもこ。



「え、エース…。」



上半身をはだけさせ、少し日焼けしたその肌に舌を這わす。首筋をなぞり、耳をねっとりと舐めまわし、再び唇に口づけ、背中にまわした左手でブラのホックを器用にはずすと、ひらり、下にずれ落ちる。あらわになった形のよい胸は、まだ触ってもいないのに、その頂きがすでに主張しはじめていた。



「乳首、もう勃ってるぜ。コリコリしてる。」

「や、だ。言わないでよ。」

「本当は言われるのがスキな癖に。」



チリチリする熱い指先で突起物をはじくと、体がビクンと跳ねて、艶めかしい声が響き渡った。



「エー、ス。…あ、」

「舐めてほしい?」



もこは小さく数回頷いて、懇願するような瞳でこちらを見てくる。しかしこうなってしまったオレはもう優しくはなくて、乳首を弄りながら口元に笑みを浮かべてこう言う。



「ちゃんとねだれよ。もっとエロく、誘ってみろよ、もこ。」



じゃないとシてやらねえ、そう言って、指先での甘くて微かな刺激だけをあたえて、ひたすら焦らす。シャイなもこはなかなか言い出せずに、求めてやまないもっと強い刺激をあたえられることもなく、もどかしそうに、涙で目元を濡らしている。それが、たまらなくエロい。



「おねが、い。エース…。」

「あァ?」

「乳首、もっといじって、エースの舌で舐めて…!」

「…エロ、」



ねだる姿がたまらなくエロくてすでに勃ちあがった下半身が更に体積を増し硬くなるのを感じる。ピンク色の乳首を舌で転がす。舌の先でちまちまといじられるのと、甘噛みされるのがもこのお気に入りだ。ほら、そうしてやれば、この通り。



「ァあん、エースう…。」



エロく鳴いて、オレの名前を口にする。これは、乳首だけでは物足りない、という合図。でも、やはり今日はやさしくないオレは、そう簡単にもこの望むことをしてはやらない。



「なンだよ腰ふって、淫乱もこちゃん。」

「エース、エース…。」

「言わなきゃわかんねえよ、なに?」

「やだ…した、も。」

「ン?なンだって?…何をどうしてほしいのか、ちゃんと言えよ。」

「ア…いじわる、しないで。あっ、あ!」

「言わなきゃずっとこのままだぜ、もこ?」

「エースに、してほしいの。もこのおマンコ、あっ、いじってください。」

「…スケベ。」

「はうっ、あっ、あ!」



トロトロと滴る液体は、すでに下着をぐっしょり濡らし、入り口に指を添えるともこの体がいっそう跳ねる。同時に快感にたまらなく腰が砕けた彼女は、すでに足に力は入らず、壁とオレに支えられてやっと立っていることができる状態だ。その太ももをすすす、となぞるとオレに寄り掛かる体重が更に重たくなる。



「指、何本がいいんだっけ?一本?」

「さ、さん、ほん、」

「三本?もこはマンコにオレの指を三本も入れてほしいのか?」

「うん、うん。…あっ!」



ねだられた通り三本の指を喰わせると、嬉しそうにピンクの声を発するもこ。くちゅ、くちゅ、と淫らな音をたてる。それは、実に卑猥だ。自慢の右手でGスポットと呼ばれる場所を執拗に攻め立てれば、膣はきゅう、と窮屈に壁を寄せ合い狭くなる。



「締めすぎだろ…ココ、そんなに、好きっ?オラ、」

「あ、あ、あっ!」

「っへへ、かあいいマンコ。あ、もちろんおっぱいと乳首もな。」



下は自慢の右手指三本で何度も素早いうごきで攻め立てる。左手は腰を支え、乳首は舌と歯でこねまわし、考える余裕なんて与えない。ただ、とてつもない快感の波にひたすら呑まれておかしくなっちまえばいい、壊れちまえばいい。そしてオレだけに愛でられれば、それで十分じゃないか。



「あっあっ、い、イっちゃう!イっちゃうよ…、」

「まだ、だめに決まってんだろ?」

「あン…や、だ。」



指を抜いて、ついた蜜を見せびらかしながら舐めとると目を逸らされた。ふともこの太ももに目をやると、もどかしそうに足と足をこすり合わせたり、腰を揺らしたりしていた。つい口角があがり、その太ももを掴んで、恥ずかしいくらいに広げてみる。愛の証である液体を垂れ流すぱっくりあいた下の口がまる見えになり、しかしオレの強い力によって閉じることはできなくて、嫌だ嫌だと口にする。そんな彼女のそこをひと舐めすると再び、もこの体が跳ねた。



「ね、エース…イきたいよ…お願い。」

「いつも言ってるだろ。ちゃんとねだらないとなんもしねえよって。」

「でも…誰か来たらどうするの。」

「大丈夫だって、気配くらいわかる。2番隊隊長なめんなよ。」

「でも…、ん。」



そのとき、かすかに感じた陰は、恋敵のもの。



「エースの…エースの、おちんちん、もこの…びしょ濡れではしたないマンコに、入れて、奥まで突いて、イかせてください…お願いします、」

「はは、滑稽。」



あらかじめ用意してあったコンドームを取り出し、その袋をわざとアイツの傍の床に捨ててやる。そして奴と目があって、してやったり!ニヤっと笑ってやった。顔をしかめてUターンして甲板に戻っていくマルコに、もこの淫らな姿を少しだけ見せてやったのは哀れみを込めて。



「ココに、ほしい?」

「ほしい…熱いエースの…溶けちゃいそう。っあ、」



入り口を先端で数回行き来してなぞっていると、がまんできなくなったもこが自ら動いて腰を沈めた。すると先端の部分がするりと挿入され、もこがさも気持ち良さそうに艶っぽい声をあげた。



「自分から入れるなんざ…どんだけインランだよ。」

「はう、突いてよお…!」



なかなか動かないオレにしびれをきらせて、自ら腰をふるもこは本当にエロくて、すでに自分の下半身ははちきれんばかり。余裕なんて本当はすっかりなくて、激しく打ちつけて突き上げて壊してしまいたいその気持ちは欲とともについに溢れ出した。下から激しく子宮を突き上げるともこはよだれを垂らしながら悦んだ。



「あっ、あっ、ぅうン、エースのおちんちん、おっきいよお、ひっ、熱いよお…気持ちイイ、もっと、もっと突いて…!」

「もこのマンコも、っ熱くてキツくて、どうにかなっちまうよ…ッ、」

「あう、壊れちゃう…おマンコ壊れちゃう!エース、あっあっエース、好き、すきい…ひぃ!」

「っ愛してる…もこ、」



激しく求め合って、この欲は彼女でしか満たされることはない。吐き出しても吐き出しても足りなくて、またすぐに欲しくなる。愛ってやつがあまりにデカすぎて、本当に、おかしくなっちまいそうだ。オレの名前を何度も呼んで求めてくるもこに、オレも何度も名前を呼び返して、求め返して、白い欲を吐き出すことを繰り返すのは、もこがぐったりと失神してから終わりを迎えた。



「…かわいいやつ。」



その寝顔にキスを送る。



「本当に、心から愛してるぜ、もこ。」








(ただ、なんとなく見せつけたくなった。)
(それはオレの欲深さ故、)
(おれはオレの深い愛故。)









From マイ様 to もこ

◎大好きなマイちゃんが病んでるもこに元気になって!とわざわざ書いてくれました(;ω;)R20なんで載せるの悩んだんですが、折角書いてくれたしその気持ちがめちゃめちゃ嬉しかったので載せてしまいました!マイちゃんホントにありがとう(;ω;)大好きですよいっ







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