03



そして当日になった。

今ファーストネーム、リリー、セブルスはホグズミードに来ている。









「さて、どこから回りましょうか」

「有名どころは混んでるよねーきっと」

「ゾンコの店だけは遠慮させてもらう」

「切実だな。じゃあみんなが知らなそうなお店探そっか!」

「そうね」





三人は歩き始めた。












「ちょっ、この本屋めったに置いてない本ばっか!」

「僕ちょっと買ってくる」

「ねぇファーストネーム、あとで向かいの雑貨屋にも行かない?」

「ああ、可愛いよねあそこ。行こっか!」








予想以上にいいお店はたくさん見つかり、たくさん買い物をした三人はカフェで休憩することになった。










「ファーストネームたくさん買ったわね」

「うん。このへんがレギュラスの分でこっちが私。このお菓子はリーマスに」

「ルーピンにも買ったのか?」

「うん、いいお菓子とかお菓子のお店があったら情報交換しようって約束だったから」

「さすが校内一の甘党コンビ……!
ファーストネームとお揃いのアクセも買えて嬉しいわ!」

「私も私も!」

「ふつうの女の子みたいなファーストネームを見たのは今日が初めてな気がするな」

「セブルスまじ失礼」








外はもうすぐ日が落ちる頃だった。









「そろそろ帰る?」

「えーー」

「我が儘を言うな。そうしよう」







三人は店を出てホグワーツまで歩き出した。














「ファーストネーム!」

「リリー!」






そしてその道中で悪戯仕掛け人に会うことになる。








「リリー!今日は初めてのホグズミードだというのにリリーがいなくて凄く寂しかったんだよ!?ああでもこうして会うことが出来たなんて運命的「黙って頂戴ポッター!!」

「ていうかスニベルス!?ファーストネーム、俺たちじゃなくてよりによってこいつと行ってたのかよ!?」

「うっさいな!いいじゃん別に!」

「えっ、えっと……」

「大丈夫だよピーター、シリウスの方は今止めるから」






リーマスはセブルスに絡んでいるシリウスの方を向いた。







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