すごろくの記録 - 2
アベル「で、誰からやるの?」
ビ「うーん…」
サ「では、わたくしからやらせて頂きたいのですが…」
アベル・ビ「うん、どうぞどうぞ」
サ「ありがとうございます。それでは始めますぞ!」


サ「それっ!!」
アベル「6か…」
ビ「分かれ道だわ…」
サ「…むむっ、わたくしの直感が正しければ…こっちです!」
アベル「あと3マス…2マス…1マス…」
ビ「0!」
サ「ここですか…うわっ!」
アベル「あ、落とし穴…」
ビ「考えずにやるからこうなるのよ…」
アベル「サンチョは脱落だな」
サ「ぼっちゃぁぁぁ………!」
アベル「…聞かなかったことにしよう」


ビアンカ「私はよく考えて分かれ道を選ぶわ…じゃあいくわよ!」
サンチョ「3でございますか…」
ビアンカ「はいっ、はいっ、はいっ!」
アベル「ビアンカ…下…」
ビアンカ「キャー!落とし穴ーっ!」
アベル「分かれ道以前の問題じゃ…」
サンチョ「わたくしよりダメじゃないですか?」
アベル「よし、最後は僕だな…」
ビアンカ「むー…アベル、絶対ゴールしなさいよ!」
アベル「よく言うよ…」
サンチョ「わたくしよりは進んで下さいよ、坊ちゃ…」
アベル「え?…『ん』…は?」
ビアンカ(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
アベル「うわっ、サンチョが締め落とされてる!誰かビアンカを止めてくれーっ!!」
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