Afterword
【あとがき】

初めはまったりとスタートした第3編ですが、本章はところどころでやや駆け足になりました。

というのは、本章での主な要件は「仲間たちの登場」だったわけですが、この構成をどうするかという点に思いの外手間取ってしまいまして……。一応メンバー全員は出しましたが、あるところではのんびりしているのにあるところではダッシュ、そんな印象が残ってしまったかなと思います。特にアネイルとゼノンなんかさらーって感じで流してしまいましたかな、と。一方でリーゼやティマリールは贔屓しすぎたかな、と。

この章から、サイトを移転した後の本格的な更新となります。そのため、以前のホームページでネックとなっていたページあたりの文字制限が撤廃されたことにより、少し執筆が楽になったかな、と思います。その反面、今後はページあたりの文字数のばらつきがこれまでより少し大きくなってしまうかもしれませんが、そこは大目に見ていただけたら……と。
とは言っても、自然とその辺りもうまい具合に調整できるようになれたらいいんですがね……今の私はまだまだ力及ばず、といったところです。及ぶ日が来るのか、些か疑問ではありますが。

さて、次章以降、スィルツォードにはセルフィレリカばかりでなく、もっといろんなメンバーと絡んでもらおうと考えています。が、いかんせんキャラクターが多いので、全員との濃密な絡みを書き尽くすのは難しそうです。毎度のことながらキャラクターを作るだけ作っておいて消化不良を起こすのはやめたいですね。頑張ります。



【次章予告】

「お前さんには、テストをしてもらう」
突然の宣告に、戸惑うスィルツォード。それは新入りへの洗礼か、はたまた手厚い歓迎か。
「じゃあさ、一緒にクエスト受けてみない?」
ティマリールからの突然の誘いに、気分も浮かれ高まっていく。チュートリアルはもう終わり、スィルツォードは初めての本格的な依頼をこなすことはできるのか?

― Chapter 3 始動 ―



2015.03.06
管理人:Kurom(くろむ)
bookmarkprev 41/92 next
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -