Afterword
【あとがき】
本章は、次章以降で本格的に始まるスィルツォードたちのギルドでの生活を見据えて、線路を作った章となりました。
スィルツォードを実の息子のように扱い、育ててきたベネルテ夫妻。自分で言うのもなんですが、こんな二人に育てられたら誰だって幸せになるだろうな、と思います。もっとも、最善は実の親から愛情をたっぷり注がれて成長していくことなんでしょうけれど。私は成長できてるのかな、と書いていく上で再確認させられる章でした。
大層な話ですが、物書きになると自分が何かを書いていくことで、こういう大事なことについて考える機会が得られているので大変役に立っています。文の巧拙という枠を超えて、これが物書きの良いところなのかな、と。まあ一介の物書きかぶれが何を言うんだという話なんですがね。
さて、次章からはいよいよスィルツォードやセルフィレリカたちが中心となって、賑やかなギルドでの生活に焦点を当てていこうと思います。
展開が第2編と同じ?同じでいいのです、第3編は完全なる自己満足ですから。
それでも、キャラクターの個性は第2編に劣らないものと自負しております。シチュエーションよりキャラクターを中心に読み進めてもらえれば、そう思います。
そして、遅くなりましたが、管理人の改名に伴い,本章より結びの署名を変更いたします。こちらでは些細なことですが、一応ご報告ということで……。
重ねて、次回更新も全くの未定になります。今回の更新も気まぐれで書いたものになりますので……ご容赦ください。
【次章予告】
いよいよスタートする、ギルドでの新たな生活。いきなりのトラブル、個性的なメンバー、初めての依頼。
何もかもが、スィルツォードにとっては新鮮な体験になる。
― Chapter 2 初日 ―
2014.09.09
管理人:Kurom(くろむ)