【その他本編の詳細設定】

・前作同様、上下の世界は繋がっており自由に行き来できます。

・前作エピローグのほぼ二年後の話です。
スィルツォードが17歳の段階で、前々作の主人公キースが28歳、前作の主人公アルムが20歳の計算になります。
ただし、序章に関してはこの時間軸の限りではありません。

・十年前にキースたちによって世界が救われた出来事は広く知れ渡っていますが（第2編にも描写がありましたが、それに関する本が出版されたりもしているためです）、七年前にアルムたちが世界を救った出来事に関しては、アリアハンをはじめほぼ全世界が大規模な実害を被っていないこともあり、ダンケールやシヴァルなど知る者は少数に留まっています。

・前作のキャラクターが登場する場合、設定を引き継いで登場します。

・ギルドが存在する国はラダトーム、アリアハン、エジンベア、ポルトガ、ロマリア、サマンオサ、イシスの七ヶ国です。

・第1編で壊滅したエジンベア、ダーマは共に原作と同じ程度の規模にまで復興しています。またレーベは街に発展しており、テドンも続けて街として栄えています。

・原作の商人の町の位置に街が存在します。名前は本編で明らかになります。



【文法的事項】

・数字は前作までと異なり、一部の例外を除いて漢数字を使用します。ただし桁が大きい場合や、年齢など算用数字の方が可読性のある表現に関してはこの限りではありません。ほか細かい例外がありますがその説明は割愛します。また、「？」「！」は全角記号を用います。

・第2編において「」の前に記していた人物名の表記を撤廃します。これは話し手の特定を目的としたものでしたが、本作では一人称や口調、状況でほぼ特定可能であると判断し、廃止しました。

・場面転換、回想シーンなどについては前作同様◇◇◇の記号を用います。ただし、同一場面における、比較的短めの時間経過などの場合は、複数行の改行にとどめます。