あとがき


時間が経てば、ここに書く言葉もたくさん見つけられるかと思います。しかしたった今、最後のページを書き終えたところで、私の頭を捉えて離さない思いは、この上ない満足感と達成感、そして何よりこれを読んで下さった皆様への感謝の念です。

執筆期間は約１年７ヶ月、総ページ数はあとがきなどを含めて６４７ページ(※)となりました。これは第１編の約１年１ヶ月、４９０ページと比べてもより大きな作品になりました。

完結した今でこそ言えることでしょうが、第２編の執筆も順風満帆というわけにはいきませんでした。私生活の方では進学などがあり、より時間を取れなくなったりなど、障害は多くありました。そんな中でもこうして完結できたのは、私を応援し、支えて下さった読者の皆様方のおかげです。

また、本作は前作と違って、読者の方から募集したキャラクターの影響がすごく大きかったです。タア、ユリス、リズ、ルージャ、アリュード。この５人を生み出し、預けて頂いた方には心から感謝申し上げます。きちんと彼らを育てられたかどうかは甚だ疑問ではありますが…いかがでしょうか？

そして、教習所の生徒たち。書いていたのは私ですが、彼らから私自身も多くを学べたのではないかと思っています。初めはとても小さく弱かったアルムたちが、立派に成長したのを思うと親のような思いを感じずにはいられません。

読者の皆様方には、この作品の完結というのが私からお贈りできる限りのクリスマスプレゼントとなります。来年からの予定は未定ですが、また皆様にはたいへんお世話になると思います。温かい目で見てやって頂ければ幸いです。

最後に、この長編を執筆するにあたって、何らかの形でご助力頂いた全ての方に感謝を申し上げ、お礼の言葉とさせて頂きます。どうぞこれからも、当サイトを宜しくお願い致します。ご愛読頂き、本当にありがとうございました。


２００９／１２／２５
管理人：冒険者

（※：移転時の編集により１ページ削減され、現在それぞれ６４６ページ、４８９ページとなっております）