揺らぐ月明かり
君への想いには
微かな揺らぎも無いのに
なぜか届かない

歯痒くて 切なくて

静けさに沸く苛立ちも
伝わらないものと知っては
流れるだけの また 涙

伝える術は多くあっても
紡ぐ事の出来ないこの言葉
意気地なしで居るこの気持ち

静けさ揺らぐ 月明かりは照らす
思い儚く 夜毎願うは恋かな
積り積れと 降る星にも願へば
時だけ積りて 心薄れゆくのか

何が願いを叶えてくれよう

時に包まれ 恋眠る 静か


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