靜
揺らぐ月明かり
君への想いには
微かな揺らぎも無いのに
なぜか届かない
歯痒くて 切なくて
静けさに沸く苛立ちも
伝わらないものと知っては
流れるだけの また 涙
伝える術は多くあっても
紡ぐ事の出来ないこの言葉
意気地なしで居るこの気持ち
静けさ揺らぐ 月明かりは照らす
思い儚く 夜毎願うは恋かな
積り積れと 降る星にも願へば
時だけ積りて 心薄れゆくのか
何が願いを叶えてくれよう
時に包まれ 恋眠る 静か
.
back
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -