あいことば 色の無い世界に 舞い上がる欲望 鎮まり還った部屋での遊戯 重ねて 痛めつけ合ったのは 體 粘着質な音と響いた声は 誰のモノ? 僕に縺れて絡んでく 君の白い腕を 千切ってしまいたいと思うのは 歪んだ愛の証 噎せ返る臭い 吐き気のする行為 息を殺して 僕の腕の中から 逃げるように 穢れた空の下へ こんな生き方しか 知らない君に 手を差し伸べて 冷たい刃を渡したのは 誰の温かな手だったんだろう 失ってしまった愛情と 共に流れたのは 僕自身だったんだね 今夜 君と最後の口づけを . back |