2、白いエプロン。一緒にクッキング
「クリームパスタってどきゃん作るとね?」
「え?千歳知らんの?」
「知らんばい。てっきり金ちゃん知っちょると…」
「「…」」
「…とりあえずクリームっぽいもん探すばい」
「お、おん!」
「あ、冷蔵庫に生クリ」
「それは絶対ちゃう。ワイでも分かる」
「なんね…他には…」
「お!カップスープなんてどうや?なんや箱に似たようなクリーム書いてあるで!」
「おお!ほんなこつクリーム書いてあると!金ちゃんすごかね!」
「先ずは、少し濃いめにカップスープを溶いて…」
「お皿いつものでよか?」
「おん。なんかええ感じやで!パスタ絡めて…」
「水に氷いくつ入れると?」
「氷いらん〜。ん、よしゃ味見や」
「俺はに」
「んんっ!」
「どぎゃんしたと?」
「千歳、あーん!あーん!」
「ん」
![](//static.nanos.jp/upload/m/mu96/mtr/0/0/20100425194427.jpg)
「ん!ん!」
「美味ない?美味ない?」
「ん!」
「ワイ、天才や!」
こうやって二人のご飯は毎回ちゃらんぽらんだけど、オリジナリティーと笑顔が溢れる楽しい食事になるのでした。
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