※裏
※読まなくてもお話に支障はありません。













はじめは小さくキスをしていたのがだんだん深いものになって、私は夢中で自分のしたを絡めた。
幸次郎は唇をはなすとそっと私の服をたくしあげて、ブラのホックを外した。そして優しく揉み始める。



こういうことをするのは初めての事ではなかったが、なんだか今日は恥ずかしくて、私は自然と出そうになる声を抑えた。すると幸次郎はそんな私に気づいたのか、揉むのをやめて「声、ちゃんと聞かせてくれないか。」と言った。私は余計恥ずかしくなって返事をせずにいると、幸次郎はムキになって、私は胸を愛撫されるのが弱いのを知っていてか、ずっと愛撫し続けるものだから結局声を出さずにはいられなくなった。

「ひ、あっ…あ、そこ…ばっか…や、だっ…あ」

「じゃあどこがいいんだ?」

わかってるくせに。幸次郎はいつも私にどこをやって欲しいか言わせたがる。いつもいつも恥ずかしくてたまらないのだが、幸次郎はそんな私を見るのが好きらしい。やっぱりヘンタイだ。

「…した、も…っ…」

「わかったわかった。」

ちゃんとそう言ったのに幸次郎は私のあそこを撫でるだけで、直接的な刺激を与えてこない。私はじれったくて身をよじらせた。

「は、はやくしてよっ」

「ごめんついかわいくて。」

そう言っていきなり刺激を与えてくるものだから私は頭がおかしくなってしまいそうだった。

「やっ…あぁッ…ん、あぁ!」
「ぐちょぐちょだな」
「そ、ゆこと言わな…でっ…っああ!」

だいぶ慣れてきたところで今度は一気に三本指を入れて、わたしのソコをぐちゃぐちゃにかき回す。

「あああぁっ…はぁ、ひ、あっ、そこ、だめ…っ」

「ここがいいんだろ」

「いやぁあッ!おかしく…なっちゃ、あっ!」

軽くイッてしまったところで幸次郎は指を抜き、わたしのソコに顔を埋めて愛撫する。

「や、だぁッんあぁ」

「ほんとはいいくせに。」
「そこで喋っらな…あぁっ」

幸次郎が壊れ物を扱うみたいに優しく刺激を与えてくるものだから、私は余計に感じてしまって段々喘ぐ声が大きくなる。幸次郎も余裕がなくなってきたようで、幸次郎のモノはすごく大きくなっていた。


「いれて、いいか」
「ん、あっ、いいよ」


私は幸次郎がコンドームをつけようとしていたのを止めて、そのまま入れていいよと言った。いつもはコンドームをつけてもらっていたけど最後くらい直接一つになりたい。


「本当にいいのか?」
「だって、最後だもん」
「…そうだな。じゃあいれるぞ。」


ゆっくり直に入ってくるモノが、いつもとは比べ物にならないくらい熱くて気持ちよくて、このまま溶けちゃうんじゃないかと思った。

「ひゃああっ、あっ、あっ、きもちい、よ」
「俺もだ…っあ」
「んあぁっ、ふあっ、こ、幸次郎、キス、して…っ」「んっあ、わかった」

私は幸次郎の背中に腕をまわし、キスを受ける。尚も幸次郎は腰を振るのをやめなかったから少し苦しかったけど、すごく気持ちがよかった。


「ふあっあっ、もうイクっイっちゃうっ」
「…っあ、」
「一緒にイキたいっ」
「俺、も…っ」


最後にわたしの一番奥を突かれて私も幸次郎も同時にイッた。わたしの中にある精子が熱い。幸次郎のが中にあるんだと思ったら、なんだか幸せな気持ちになった。

それからなんだか身体がふわふわして、瞼がすごく重くなった。眠ってしまう前に「幸次郎、だいすき」と言うと「俺もななしが大好きだ」と返される。私達は抱き合ったままお互い眠りについた。



わたしは幸せだ。




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ちょっと甘いシーンが少なかったかなと思って裏を入れました。

次でラストです。



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