bleach | ナノ


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更木「勿体ねぇなぁ」


『更木、隊長…』



やちる「やちるもいるよぉ〜!!!」


『やちるちゃん…』





執務室を出ると、立ち聞きしていたのか
更木隊長とやちるちゃんがいた。



やちる「別に立ち聞きしてたわけじゃ
    ないんだよ?ちょ〜っとそこを
    通りかかって…」





1番隊の執務室は1番端で通りかかる
ことなんてないでしょ…。

と心の中でツッコミを入れる。






やちる「いっちーたち明日には帰っちゃう
    なんて寂しいね」


更木「一護が帰る前に、勝負しねぇとな」



やちる「名前ちゃんは?」


『え?私は任務も終わったし、
 現世には戻らないよ?』



…というか多分戻れない。

戻らせてくれないだろう。






「いいのか?それで。」



『浮竹隊長…』



浮竹「悔しいけど、一護君達と一緒に
   いる名前はいい顔してたぞ」



さすが、私の元上司だけあって
私のことをわかってくれている。




浮竹「まだ、あのことを気にしてるのか?」



あのこと…




『気にしない日なんて、ないよ』




浮竹「なら尚更!!!!」



『だったら、行けない。
 一護達を傷つけたくないしね。』



やちる「名前ちゃん…。」








乱菊「ちょっと〜〜〜いつになったら
   戻ってくるのよ!!!

   あんたが主役なのに、主役が
   いつまでも戻ってこないんじゃ
   興醒めだわ〜」




『乱菊さん…』



乱菊「名前ってばまた現世に
   戻ろうとしてるの?

   だめよ〜!!誰があんたの書類の整理
   してると思ってんの〜??」



日番谷「お前は自分の仕事すら
    してないだろうが!!!!!」



『冬獅郎…』




乱菊「それに、名前が現世に
   行っちゃったら寂しいもの…。」



シュンとする乱菊さんを見て
ときめきを覚えた。




そんな顔されたら行けないよ…。




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