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茶渡「先を急ぐんだ、
そこを通してくれ。
アンタは悪党じゃなさそうだ。
できれば戦いたくない。」
京楽「ケンカは嫌はお互い様。
だけどこっちは通られても困る。
…いくら名前ちゃんの
お仲間だとしてもね。」
あぁ、ここはすんなり茶渡くんを
通してもらえるなんて考えは甘かった。
やっぱり戦いは避けられないか。
京楽「なんとか引いちゃくれないもんかね?」
茶渡「それはできない。」
京楽「そうか、ならば仕方ない。
飲もう♪仲良く!!!!」
茶渡「『は?』」
茶渡くんと私の声が見事にハモった。
京楽「いやぁ、引くのが駄目なら
せめてここで止まってくれないかな
と思ってさ。
なぁに、少しの間でいいんだ。」
茶渡「だめだ!!!」
京楽「いいじゃねぇか」
茶渡「キマリだ!!!未成年者は酒を
飲んではいけない!!!!」
京楽「え?未成年なの?
どこからどう見ても…」
『京楽隊長…それ言ったら
ダメじゃん。』
京楽「そうなの?残念だな。
直に戦いも終わる、他の隊長も
動き始めている。」
茶渡「他の隊長も!?
一護や他の連中も隊長格に
襲われているというのか!!」
まぁ京楽隊長が茶渡くんと
戦うくらいだ。
戦い好きの更木隊長や
真面目な東仙隊長も動いているはず。
茶渡「事情が変わった。京楽さん!
今すぐそこをどいてくれ!!!」
京楽「…嫌だと言ったら?」
茶渡「言わせないっ!!!!」
茶渡と京楽隊長の戦いが
始まってしまった。
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