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京楽「ひゅーやるねぇ」


茶渡の前に花びらと共に
京楽隊長が現れた時は、

私はまだ眠りについていた。



京楽「8番隊隊長、京楽春水。
   はじめまして」


茶渡「8番隊、隊長…」


京楽「そ、よろしく」





かっこよく決まったのはいいが

七緒は花びらをいつまでも
降らせ続けている。




京楽「七緒ちゃーん、花びらはもう
   いいんだってばー…


   可愛い可愛い七緒ちゃー(うが)」




そして七緒はストレスを発散
するかのように花びらの籠を
ひっくり返し、籠ごと京楽隊長に
ぶつけたのだ。





『ん…もうゆっくり寝かせてよ…』



茶渡「苗字!!!」


京楽「ほら〜七緒ちゃんのせいで
   名前ちゃん起きちゃったじゃん」


七緒「私のせいですか!!!(怒)」



目が覚めたのはいいものの…



『なんじゃこりゃ』



私は花びらまみれだった。



京楽「ん〜いいねぇ〜まるでお姫様。
   名前ちゃん、まだそのまま
   眠っといていいよ?」



『うん。そうする…。』



京楽隊長は花びらをかき集め
その中に私を置いた。


花びらがまるでベッドみたい。




茶渡「まだ…眠るのか…。」


『あれ〜茶渡く!!!!…あ…。』



やばい、名前を呼んだことで
私たちがグルであることが

バレ…




京楽「やっぱり、名前ちゃんは
   旅禍と繋がりがあったんだね」


『きょ、京楽たいちょ…?』


京楽「まぁ、名前ちゃんだから
   内緒にしておいてあげるよ。」





あぁ、一緒にいたのが京楽隊長で
よかったと初めて思った。








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