bleach | ナノ


▼ 7



「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」



『雛森ちゃんの声!!!!』



向かっている途中に雛森ちゃんの
悲鳴が聞こえて

さらにスピードを上げる。




『大丈夫かな…?
 何もないといいんだけど…』



ノエル「何もねぇのに叫ばねぇだろ…
  急ぐぞ!!!!」









騒ぎになっているところへ到着すると




カキン!!!!!!





雛森「くっ!!!!」

吉良「っ!!!!」




ギンに斬りかかろうとした雛森が
吉良に止められているところだった。






乱菊「名前!」


『何ご…藍染隊長…。』




塔ので刺殺されている

五番隊長、藍染を見つけた。



雛森ちゃんが怒っているのは
これが原因か…。




雛森ちゃん、あんなに藍染隊長のこと
好きだったのにこんなことに
なっちゃうなんて…。




ノエル「これは、可愛そうで片付けていい
  問題じゃなさそうだな。」


『どういうこと?』


ノエル「違和感を感じるんだ。
  気を付けろ、名前。

  …身内に裏切者がいる。」



一護達の旅禍騒動もあるから
完全に身内に裏切者がいるとは
断定はできない。


けれど、一護達がこんな見せしめの
ような殺し方をするとも思えない。




雛森「お願い、どいてよ吉良くん」


吉良「それはできない」



雛森「どけって言うのがわからないの!?」


吉良「だめだっていうのがわからないのか!?」





そのやり取りを聞きながら

ギンは2人から離れるように
歩いて行っていた。




『…何か知ってるの?』


市丸「なんも?」


こんな時でさえ、ギンの表情からは
何も感じ取れない。



何を考えているの…。






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