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新太「えー、今からのトレーニングの
   内容を一通り発表するぞー」



新太が言ったトレーニング内容を
外に持ち出したホワイトボードに書く。




新太「まず外周5周、ストレッチ、筋トレ
   フットワーク…

   名前、さっさと書けよ〜」



『うっさいな!!!新太が言うのが
 早いんでしょうが!!(イラ)』




1年生にはいなかったが、
出遅れた私は新太より玄関に着くのが
遅かったので、罰らしい。






発表し終えると1年生たちと一緒に
トレーニングを開始した。




新太「外周のランニングから行くぞー」


「「「はいッ!!!!」」」



中からはボールの音がする。


ボールの音を聞きながら
走り始めた。




『あー私も練習したかったな〜』


新太「お前らジャンケンで決めたんだろ?

   俺なんか強制だぜ…」




『ジャンケンの弱さにはガッカリだわ』


新太「お前バスケだけじゃなくて
   ジャンケンも弱いんだなーはは!」



『うっさいわ!!!!バカ新太!!!』


新太「おい、そんな大きい声で言ったら
   俺がバカだってバレるだ…ろ


   …ってあれ…?」



先頭から後ろを見てみると

人数が減っていた。




「せ、先輩ッ、ハァハァ、

 速いです…」



辛うじてついてきていた男の子が
目の前で倒れた。




新太「『ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!!』」


『新太!!!救急車!!!!』


新太「救急車って何番だっけ!?

   110番?」


『アホ!それは消防車でしょ!』






ガツン!!!!ガツン!!!!






リオ虹村「「お前ら何やってんだァァ!!!」」





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