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リオ「これは…予想以上の効果だわね…」


虹村「あぁ…そうだな。」





放課後の体育館には溢れるほどの

「人」でいっぱいになっていた。





「私、バスケ部のマネージャー希望です!」


「私もッ!!!!」


「私だってッ!!!!」





男子の方の入部希望者には
女の子の姿も見え、


ざっと15人くらい…?


マネージャー希望だそうだ。





「「「キャー///新太先輩ーッ!!!」」」






リオ「マネージャー希望があんなに多いのは
   あいつのせいか。」



『ま、バスケ部はほとんど男女合同だし、
 マネージャーがいっぱい入ったら女子で
 しごきましょうよ(ニヤ)』



リオ「パシリ決定だな」





「「「(こえぇぇ…容赦ねぇ…)」」」




この2人を見ていた部員たちは
顔を真っ青にして見ていたという。









リオ「さぁ、練習始めるわよ!!!」


「「「はいッ!!!!」」」



『うっす!!!』




すると、他の部員たちは不思議そうな
顔をして私を見ていた。



『え?』



リオ「何あんた気合い入れてんのよ。
   あんたは1年生の教育係。」


『え〜!?いつ決まったんすか!!!!』



リオ「昨日挨拶の時に決めたじゃない。」


「じゃんけんで決まったじゃん?」



『あのじゃんけんって
 教育係のじゃんけんだったの〜!?』




つべこべ言わないで行く。

とリオさんに言われたので
文句を言わないで

1年生を外に連れていく。





『は〜い1年生〜

 外靴に履き替えて玄関前に
 集合ね〜男女一緒に〜』



新太「俺より後だったら今からの
   トレーニング3倍な〜」



『新太!?なんで!!』


新太「俺も教育係らしい。

   ほら、お前も遅いと3倍な」



新太はダッシュして靴箱に向かっていた。



『ふざけんなッ!!!!!』




私もダッシュで靴箱へ。



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