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『ねぇねぇ、紫原くん』


紫原「どうでもいいけど、その堅苦しい
   呼び方やめてくれない〜?」




ツッコミどころが満載だよ…。



どうでもいいけど、って
まだ何も言ってないし、


それにそういうのは先輩が
後輩に言う言葉だよ、うん。






『じゃぁ何て呼べばいいの?』



紫原「う〜ん…

   これと言ってあだ名もないし〜
   名前ちんがあだ名つけて〜?」





緑間「(紫原の奴、こいつ(名前)が
   先輩だということわかっているのか…??)」




↑緑間さん、貴方もタメ口、呼び捨てですけど
 名前さんが先輩なのわかってますか!?






『じゃぁね〜…』



青峰「考えるのかよ!!!!」




ぱっと目に入ったものが…。





『ねぇ、緑間くん。』



緑間「何だ」



『それ何?』




緑間が持っていたのは、
赤いマスコットが付いたキーホルダー。





緑間「名前、コレを知らないのか!!??」


『が〇ゃぴんの相方だよね!!!
 なんだっけ…』


それは緑色のふわふわで、
出っ歯のキャラクター…






の、相方!!!!




紫原「ムックだ〜〜〜」




なんか雰囲気的にも紫原くんに似てる。





『よし、今日から君はむっくんだ!!!!』



紫原「むっくん?」



『ムックにも似てるし、紫原のむっくん。

 よし、キマリ!!!!!!』




青緑「「あはははははは!!!!!!」」




青峰「なんじゃそりゃ!!!テキトーじゃねぇか!!!」


緑間「同感なのだよ!!!!!」









紫原「いいね、むっくん。

   …ありがと、名前ちん。」


『どういたしまして♪』





爆笑した青緑でしたが、
本人は気に入ってくれました。




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