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『ねぇ、君名前は?…あれ?』
面白い子だと思い、
名前を聞こうと思ったら
いなくなっていた。
新太「どうした?」
『いや、なんか面白い子いたんだけど
いなくなっちゃった!』
新太「100人近くいたら見失うわな」
『異常に影薄かったしね…』
新太「はぁ?なんじゃそりゃ
幽霊でも見たんじゃねぇか?」
『ゆっ!!!!!幽霊!!!!???
やめてよ!!!帰るの怖くなるじゃん!!!』
新太「おもしれーから俺今日1人で
帰ろっかなー『ダメ!!!』」
『お願いします、一緒に帰ってください〜』
新太「ふっ、しゃーねぇなぁ!!!!
次、ストレッチやんぞー!!!!」
新太は意地悪なんだか、
優しいんだかよくわからない。
でも、「いい奴」だとは思う。
それより、さっきの影薄い子。
また話してみたいな。
バスケ、上手いのかな…?
でも、体力ないし、未経験者かな?
さっきの子のことばかりが
気になってしまう。
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