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――小説を読むにあたって何か言いたいことがあればどうぞ――
「え、前フリ?ってこと?え、適当にしゃべればいいの?
んー……。
……へろ〜、皆のご存知銀さんでーす。
…いや、ご存知の姿では無いかもしれねーです。
何か知んねーけど、気が付いたら沢田銀時になってましたぁ。
全く似てない双子の弟、綱吉君がいまーす。
一応ぜんせ?っつーのの記憶が断片的にあるんだが、あって無いくれー朧気なモンだ。
つか、始めの方はまだ気付いてねーらしい。
……………アレ?これってメタ発言?
まぁいいや。
こんな感じですがぁ、はーじまーるよー」
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「……よしっ」
「!?」
いきなり明後日の方向を向いて話し出した双子の兄、銀時に若干の恐怖を感じた綱吉であった。
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