0点、1〜30点の方
*0点の方
ノエル「…え、なんで僕なの?なんで僕ひとりで担当するの?他の担当は恋人か友人同士なのに、僕は一人ぼっちってなんの嫌がらせかな…」
ソックス「なあーう」
ノエル「ソックス…。さて、まあ、気を取り直して。0点の方!これってアンケートにも参加していないってことだよね?えー、確かに意地悪な問題が多かったのは認めるけどさ、アンケートには参加してほしかったなぁ。今からでも遅くないから、せめて続きが読みたい短編教えて。お願い!」
ソックス「みぃ」
ノエル「あとね、僕は非戦闘員でも運動を重視しているから駆けっこも得意なんだよ。指揮や演奏にも体力が必要なだけで、いつも何かから逃げているわけじゃないんだ。分かる!?なに、あの問題…(ブツブツ)」
*1〜30点の方
三浦「1点から30点、俺はこの層が多いと思う」
森宮「あー、妙な問題多かったもんな。ところで、副会長の東條って俺からすればものすげえ優等生に見えるんだが、鳳からは魔王とかサラリーマンとかに見えたのか?」
三浦「いろいろあったみたいだよ。他にも職務質問受けそうとか、抗争前の自由職みたいとか、鳳が言っているのを聞いた気がする。それよりも、俺は藤原先生に関する質問がすごかったと思うんだ」
森宮「担当教科を選べってやつ?」
三浦「そう。保健体育。いやぁ、毎年新入生が入ってくる時期に噂が流れるんだよ。藤原先生は保健体育の担当だって。実際、あの人は主に三年の化学を担当しているから一年生の授業があまりなくて、それで噂がまた広がるんだ…」
森宮「雰囲気がな。教師じゃなくてホストにいそう。俺ら風紀からしたら、あいつは生徒会顧問になるべきじゃないと思う」
三浦「それは風紀だけじゃなくて皆一度は思ったことがあるから」
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