● ドラコとイチャイチャ


「…お前、そこで何をしている」
「あっ、ドラコ！　今ねドラコのためにお花の首飾りを、い、いひゃいっ！」
「何で僕のベッドの上に花なんかを散らかしているんだ！？　ああ頭の悪いお前にも分かるように質問を易しくしてやる。キミは！僕を！馬鹿にしているのか！？」
「しょんなころ、ないれふう！」
「僕は男だぞ？　花の首飾りなんか作ってもらっておいそれとつけると思うか？」
「っそ、そんな言い方しなくたっていいじゃない！　ていうか思いっきりほっぺ抓ったでしょ！？痕残ったらどーすんのよっ」
「お前の不細工な顔はこれ以上どんな傷を負おうが酷くはならないさ！」
「わたしが不細工なんて知ってるわよー！！」
「そうだろうね！　そんな不細工を守ろうと思う寛大な男なんて僕くらいだろうな！」
「っ！　ドラコのばーか！でこっぱちー！」
「でこっ…！？　今日という今日は許さないぞ！」
「杖なんか出して何する気？」
「こうしてやるのさ！リクタスセンプラ(笑い続けよ)！！」
「きゃーっドラコのデコデコおおお！！！ギャハハハ！！」
「苦しめ苦しめ！！」

「何あの茶番」
「わたしのドラコがぁぁ」
「パンジー、諦めろよ」