ネタメモ | ナノ


飛段を看病しましょう


「ちょっ、飛段くっつかないでよー!」
「っくしょん! しょーがねえだろ、寒ィんだよ!」
「だからって…風邪移るじゃないの!」
「いーだろ、オレのウイルス貰っとけってェ!」
「あーっもう! 角都さんっ」
「……オレは部屋に戻る」
「ちょっ、え!?助けて下さいよ!」
「お前たちの痴話喧嘩に付き合ってやるほどオレは暇じゃない」
「あー出てけ出てけ! お前に居られると迷惑だぜ、ホント!」
「…なんだと?」
「ひ、飛段それは拙いよぉ、殺されちゃうよぉ」
「しっしっ!」
「……」
「え、なんで椅子に座りなおしたんですか角都さん」
「気が変わった。飛段が苦しんでいる姿を此処でじっくり眺めていてやろうと思ってな」
「ちょい!待て!待て! オレはこいつと二人っきりにだなァー!」
「飛段!もう、大人しく寝てなさい!」
「ぐおっ」
「フン。世話の焼ける奴だ」

とかなんとか理由つけてちゃっかり看病してやる角都さんであった