ネタメモ | ナノ


飛段と双子の姉


「飛段」

「おう」

「誰だその女は」

「俺の姉ちゃんだ」

「初めまして」

「……とりあえず詳しく話せ飛段」

「詳しく言うと、双子の姉ちゃんだ」

「あまり詳しいとは思えんが」

「この人が角都ってひと?」

「あァ、そうだぜ」

「よろしくね角都!」

「……なぜ暁のアジトによそ者が」

「あ、それ言おうと思ってたんだけど」

「俺が言う。角都、こいつ今日から暁のメンバーだ」

「…ほう、お前でも冗談が言えるようになったのか」

「いや、冗談じゃねェって!ゲハハハアァ!」

「なんで冗談言わなきゃなんないのよーォ!ゲハハハハハ!!」

「その野蛮な笑い方、双子というのは本当のようだな」

「角都、世話になるわよ」

「…まさか」

「俺らとスリーマンセルになるんだぜェ!」

「「ゲハハハハハァ!」」

「………」


そろそろ本気で隠居を心に決めた90代のおじいちゃんであった。