時代劇のセットのような木造建築とコンクリートビルが混在している街は、学生の下校前である夕方の中途半端な時間は閑散としている。
通りかかった商店街にはシャッターを降ろした店が多いが、八百屋や肉屋にはまばらに客がいた。ショッピングモールや駅ビルに客を取られた商店街は呪霊のたまり場としていくつも見てきたが、近隣住民の支えがあるのかここには活気がある。
軒下に現れた呪霊を祓いながら歩くと、肉屋の店員と目があった。おかえり、と余所者の私に笑いながら声をかけてくれるのは、私が学生服を着ているからか、警戒を込めた牽制か。分からないが嫌な笑顔じゃない。灰原が育った街という先入観がそう思わせているのかもしれない。

灰原は1級呪霊に腹を貫かれて腕を折られた。命に関わる怪我は家入さんが治し、呪霊は五条さんが祓い、残ったのは全治数週間の捻挫と擦り傷だが、念のために1週間入院させられている。
一緒に地元に帰らない?いい所だよ、と帰省のたびに灰原からこの街へ誘われていたが、まさか見舞いで来るとは思わなかったし、呪霊の原因を探して3日も1人で歩き回るなんて想像さえしなかった。
そして何も見つからなかった。見つかるのは地方にありがちな人語をポツポツと話す3級程度の呪霊ばかりだ。産土神、山祇、生神、祟りと呼ばれる呪いなど、地方にもいくつか1級レベルになる呪霊はいるが、灰原のような類似事件が過去に無い。件の呪霊は他県からこの街に来たか、呪詛師に持ち込まれたか。原因が街の外にある可能性も高い。
商店街を抜けてしばらく歩くと、灰原が入院する病院が見えてきた。左右は田畑しかなく海も近い。日が落ちて風が吹いても生ぬるく肌にはりついた。その不快さが、この街にまだ何かあるという感覚を一層際立たせた。


「隈がすごい!寝てる!?」
「寝ています」
灰原の声は昨日と同じく腹から出ていて安心した。2人部屋だが相変わらず片方は空いていて、個室状態だ。
「とりあえずこれ食べてよ!みんな持ってきてくれるから全然減らなくて」
食べて寝れば早く治るからありがたいことだけどね、と笑う彼の表情は入院前と全く変わらない。顔色は日に日に良くなり、むしろ眠れずに街を探索する私の方が顔色が悪い。
彼のベッドサイドには昨日と違う雑誌が乗っていて、花や果物も新鮮なものが置かれている。差し出されたバナナも買ったばかりのように黒い斑点ひとつ無い。ただ、黒ずんでジリジリと音を出し今にも消えそうな蛍光灯に照らされると、あまり食欲がでない。
「原因になりそうなものは見つかった?」
「いや。今日も何もなかった」
「僕も高専に来る前はいつも家の周りを見回ってたけど、呪霊は人にくっついてるだけで襲ってくるなんてほとんどなかった。昔から変な信仰も、祟りの噂もなかったし。やっぱり他県から来たのかな」
「駅前では襲ってくる呪霊が多かったですよ。ここ数年の都市開発で人が増えて来たのも原因のひとつとしてありそうです」
「どんどんあの辺りは便利になっていくし、マンションも増えたからなあ。この辺はさっぱりだけど」
「そのうちこの辺りも、ああなりますよ」
灰原は大きく瞬きをすると、眉尻を下げてひどく真面目な顔をして私の方に向き直った。
「こんなことになって考えたんだけど、高専を出たらここで呪術師をやろうと思うんだ。七海の言う通りこれから呪霊が減ることはまずないから。だから、妹や家族を守るために地元に残りたいと思う」
灰原は申し訳なさそうにつぶやいたが、その表情はもう決断をしていた。彼の口癖は一緒に呪術師になろう。だった。
それは「高専所属の呪術師」であることは言わなくても共通の認識だ。高専所属の呪術師は任務に関する外部との雑務を全て職員に任せ、学生時代と同じように任務に専念できる。その代わり任務を断ることが難しくなり、命じられれば日本国内どこへでも行かされる。
灰原の言うこの街に残る呪術師はフリーの呪術師で、仕事を選べる代わりに、自分で仕事を探さないといけないし、任務に関わる全てを自分でやらなくてはならない。
「僕から一緒に呪術師になろうってしょっちゅう言ってたのに、ゴメン」
「いや……灰原にはそれがいいと思う。私も……ここで呪術師をやろうかな」
そう言うと灰原は勢いよくこちらに乗り出して、点滴管に動きを制御された。
「ホント!?え!?僕は嬉しいけどさ!いいの!?」
「究極、金に困らなければいいので。そこは副業でもして賄えばいい。……もう上は信用できません。学生の時点でここまで感じるなら、卒業すれば更にです……それと」
みょうじさんを今の呪術師界において行きたくない。高専所属の道を進んでほしくない。一緒に来てほしい。しかし灰原しか聞いていないと分かっていても、彼女の意思も聞かずに自分勝手な要望を口にするのは憚られた。
「なんでも無い」
「そっか。でも。みょうじさんなら分かってくれるよ」
飲み込んだバナナが詰まりそうになって、持っていたミネラルウォーターで押し流した。灰原の笑い声はいつもと変わらなかった。


断ったが意地でも玄関までついてくる灰原に見送られた。点滴棒さばきがやけに上手いので、多分院内で歩き回っているのだろう。
外は今にも日が落ちそうになっていて、闇に車や街灯の明かりがポツポツと浮かぶだけだ。タクシーに乗り込み、駅に行くように依頼すると運転手がこちらを二度見した。
「学生さん?大丈夫?表情が浮かないけど、病院でなにかあった?」
「……友人の見舞いに」
「お友だちは大丈夫?」
「はい」
「それはよかった。けどお兄ちゃんの方が倒れそうな顔してるよ。駅まで30分くらいで着くからね」
車内に漂うかすかなタバコの臭いに窓を下げた。窓から見える街灯に照らされた街並みは一面田畑で、人の家はない。
灰原が死にかけたのに、なぜこんな上級呪霊が田舎に出たのかについて調査は行われなかった。私が見舞いという名目で3日だけ時間をもらえただけ。金や人員の調整がきかないのは分かる。けれどなんてことはない地方に1人で派遣されて、夏油さんはいなくなった。その後でこんなことが起きても調査は甘いままだ。また同じことが起きてもおかしくない。むしろ起こるだろう。
呪霊と戦うのは嫌じゃない。嫌なのは、上と上手くやっていかなければいけないことだ。上は、アイツらは、私たちを使い捨てにする気はないが、使えなくなってもよくある事と思うだけだ。
握りしめた拳に筋が浮く。腹の底から湧いて来た怒りをどこにも逃がせず、奥歯を噛みしめることしかできない。車内に流れるラジオの音が不意に小さくなった。バックミラー越しにこちらに気を使ってくれる初老の運転手と今の自分の目が合うのは申し訳なく、俯いて携帯に意識をやった。

メールの受信履歴の1番上にあるみょうじさんのメールを開く。この街に来た最初の晩に届いたメール。
『話し相手が欲しくなったらいつでもメールください。すぐに返信します』
手に入った力が緩む。彼女にいつでも連絡を取れる権利があるという状況はこの3日間ひどく支えになって、そして返信ができずにいた。
彼女の質問に答えた3日前は、上層部に従うことが上手く生きていく術だと思っていたのに。灰原の件で、もう上への不信感が自分にごまかしきれなくなっていた。

▼ ▼

夏真っ盛りの都内では毎週どこかで大小様々な祭りや花火大会がやっていて、浴衣専用特設ショップが駅ビルの一角にできていた。
硝子さんは私の手をひっぱってお店に入ると、淡い水色と白がベースで柔らかい黄色が差し色の涼しげな花柄の浴衣を私に当てた。
「この前来た時にみつけてさ、絶対なまえに似合うと思った」
「そんな嬉しいこと言われたら着る予定も無いのに買いそうなんですけど」
「買いなよ。それで七海誘いなよ。毎年花火見たそうにしてるけど誰が誘っても行かないんだよな」
「七海さん人混み嫌いそうですもんね……。断られたら硝子さん、一緒にお祭り行ってくれます?」
「いいよ、私も持ってるし浴衣デートしよう。てか断られなくても別日で行こうよ」
「えー……硝子さん大好き……」

そうして浴衣を買ったはいいものの、七海さんを誘おう誘おうと思ったお祭りや花火大会は任務で次々潰れて行った。しかしなんとか見つけた、お互い日程が空いている9月最後の日曜に開催される花火大会を、食堂で夕食を取っていた七海さんに提案した。
「打ち上げ花火を見たいので、一緒に行ってくれませんか」
緊張で震えて、フォークに刺していたサラダのレタスを全部皿に落としながら誘った。
「……任務がなければ是非。い、今のところは無いので、大丈夫だと思います」
少し目を見開いて泳がせた後、きちんと彼は返事をしてくれた。その後はいつもの節目がちの冷静な表情に戻っていたけど、耳の縁だけが真っ赤だった。

――約束の花火大会、今日だったな。
携帯に表示されたニュースで思い出した。
すっかり忘れていた。あれから告白があって、ちょっと距離ができて、すれ違いが解決したその日に灰原さんが大怪我をし、灰原さんやお見舞いに行った七海さんの任務が振られて怒涛の数日間だった。七海さんは今日戻る予定らしいけど、無事だろうか。あっちで何かあったら連絡するという話で特に何もなかったし、七海さんだから大丈夫だと思うけど。
3年生が抜けた任務スケジュールはかなりハードで、祓っても祓っても追加任務が増える。五条さんの強さが注目されがちだけど、あの2人もかなり強いし任務消化率が半端ないのだ。
任務疲れと、治ったとはいえ灰原さんが大怪我をしたことで気分が浮かず、花火大会に行きたい気分ではなくなっていた。
ぼんやりと自室の天井を眺めていると携帯が震える。まるで考えを読まれたかのように七海さんからのメールだった。
『あと30分ほどで高専に戻ります。返信ができなくてすみませんでした。任務のカバーもありがとうございました』
東京駅をもう出ているタイミングだ。花火大会帰りの車で渋滞ができてないといい。
『お疲れ様です。冷蔵庫にパンがありますのでお腹が空いてたらぜひ食べてください。赤い袋に入ってます』
そう返事をして携帯を閉じる。七海さんの好きなパン屋からいくつか買っておいたものだ。七海さんが食べなければ明日の私の朝食になる予定だったので、渡せてよかった。
お風呂にも入った、任務報告書も書いた、明日のノート提出の準備も終えた。眠気がまだ来ないので英単語帳をめくってみたが……頭に入ってこない。
し忘れたことがないか室内を見回すと、クローゼットから何かがはみ出ている。見てみるとそれは今日着る予定だった浴衣の裾だった。せっかく買ったけど、着るのは来年になるだろう。……ただ、来年は硝子さんがいない。

着た、浴衣。
簡単に着られるセパレート浴衣は、浴衣が上着とスカートに分けて作られていて洋服のように着られる。仕上げにすでに結んである帯をベルトのように巻けば終わり。
確認しながらでも10分ちょっとで完成。踊っても走っても着崩れないらしい。踊ることは無いけど走る可能性はあるので助かるし、普通の浴衣なら自分で着るのも着崩れを直すのも多分無理だ。
明るい色のおかげでゾンビ間近の顔色も明るく見えた。もう寝ることしか考えられなかったのに、脱いで寝るのがもったいなくなってくる。
そうだ、硝子さんに見せに行こう。手放しで褒めてくれるのは美容院と献血と硝子さんだけだ。疲れた体に褒めを染み込ませようと決めたとき、聞き慣れない小さなノックの音がする。知っている誰よりも小さくて弱々しかった。
さっきまであった浮かれが一気に引いていく。知らない訪問が、いいことを伝えてくれることはほとんどない。もしかして七海さんや灰原さんに何かあったんじゃないか。足がもつれそうになりながらドアを開けると、そこにいたのは七海さんだった。
伏し目がちな彼の目が見開く。私をてっぺんからつま先まで見て、あ、と小さく声を漏らした。
「すみません。花火を見に行く、約束」
「え!?あ!いいんですよ!お互い空いてたらって話だったじゃないですか。私のこれはただの着る練習なので。それより早かったですね!?体大丈夫ですか。ていうか、寝てないですよね……?」
ノックの音が弱々しい理由は顔に全部出ていた。目の下は疲れが染み込んだような血液が溢れたみたいに黒い隈ができていて、頬が少しこけている。声はいつもどおり静かに低く落ちついていたが、いつもの真ん中にある芯みたいなのがなくて少し揺れていた。
「問題ないです、忙しくて色々と疎かになっていました。パンをありがとうございました。お陰で夕食を買わずにすぐに帰ることができました」
七海さんは口を薄くひらいたまま、目を泳がせ「……みょうじさんの顔が見たかっただけなので。では、おやすみなさい」とだけ言って部屋に戻ろうとする。けっこうすごい破壊力のことを言ったのに、彼の足はぐらついていて、いつもは伸びている背筋も力なくうなだれていた。
「中、入っていきませんか」
七海さんは振り返る。さっきよりまんまるな目で、え。と小さく漏れた声が聞こえた。抵抗しない彼を部屋に引っ張り込み1番弾力があるクッションに座らせる。パンに合わせるのはコーヒーと紅茶と緑茶のどれがいいですかと尋ねると、彼は「コーヒーを」と呟いた。
部屋と廊下を隔てる引き戸を閉めてお湯を沸かすと、七海さんがパンを袋から出す音がした。このまま部屋に戻しても、良くて水道水でパンを押し込んでしまいそうだなと思ったら、心配で部屋にひっぱりこんでいた。
気を使ったようにすぐに沸いたお湯でコーヒーを淹れて引き戸を開けると、七海さんはパンをつかんだまま、ローテーブルに突っ伏していた。
「うわ!ベッド使ってください!」
「べ、ベッドは無理です」
「シーツとか全部変えますから!」
「貴女のシーツが嫌だとかそういう意味では断じてありませんが、ベッドで寝るのは絶対に嫌です」
七海さんをベッドにひっぱり上げようとするが、飼い主のキスを嫌がる猫みたいにつっぱねてくる。ダメだ普通にパワーで負けるし呪力回して来た。そんな嫌か!?そこまで嫌がられるとは思わず、ちょっとショックで力が入らない。
「前に私が毛布を貸したときに、貴女洗って返したでしょう。あれと同じです」
「あれは自分の匂いや汗とかついたの返すの恥ずかしかったからですよ!」
「同じです。しかも好きな人のベッドで寝られるわけがないじゃないですか」
静かな声で思い切り睨まれた。普通に怒られた。何も言えなくなってしまい、とりあえず私もラグを敷いている床に座ると、七海さんはこちらにずれて来て、ベッドを背もたれにし「肩、貸してください」と言って返事も待たずに頭を預けてきた。それからしばらく、七海さんは無言でコーヒーを飲んで、カップをテーブルに置いて口を開いた。
「……県外ですが、花火が上がる、小さい祭りが来月あります。来年まで待てないので一緒に行ってください。もっと話したいことが……ありますが。頭がはっきりしているときに……」
たどたどしい言葉は徐々に小さくなり、規則的な寝息だけが聞こえて来て、そしてなぜか酒の臭いがする。新幹線で横の人が飲んでたんだろうか。
眠ったならベッドに上げてもいいかもしれないが、さっきの言葉を聞いた後じゃとてもできない。肩なんて貸し借りしたことは何度もあるのに、今日はひどく緊張する。動けずにいると、小さくのんびりとした硝子さんのノックの音がした。かろうじて手が届くところにあった携帯を掴んで、メールで『七海さんが中で寝てますので大きな声が出せません。どうぞ』と送るとすぐにドアが開く音がした。

「お、いた。七海、ちゃんと寝られたんだな。酒のおかげだね」
硝子さんは七海さんの姿を見て頷いた後、お、浴衣かわい〜と褒めてくれた。硝子さんに褒められて嬉しい、の前に「酒」を処理する方に意識が持っていかれる。
「もしかして七海さんにお酒飲ませたんですか」
「うん」
「えぇ……」
何事も無いように硝子さんは言う。そうか……未成年喫煙してるから気軽にお酒も飲むだろうな。
「さっき寮の入り口で会ってさ。明らかにストレスで寝られてない顔してたから、こういう時は強い酒で1発」
「ええ……硝子さんが飲むのはわかりますけど、七海さんも普通に飲むんですか?」
「いや。任務先で突発的に学生でも酒飲まなきゃいけないことがたまにあるから、耐性みるために時々飲むんだ」
なるほど。神事には酒がつきもので、転じた呪いでも酒がついてくることは珍しくないだろう。
「確かに現場で初めての飲酒は困りますもんね」
「うん。ちなみに五条は面白いほど弱いよ。七海と私は強い」
「え!そうなんですね。強そうな顔してるのに……」
「ははっ、分かる。で、七海には寝付きを良くするために強い酒を飲ませたんだけど、いい感じに効いてよかった。疲れると酔いは早く回るからな」
強い酒がなぜ寮に……。硝子さんは七海さんの前にしゃがみ込むと、顔をじっと見て「さっきより顔色良くなってる。なまえのおかげだな」と呟いた。え、顔色これで……?
「灰原から聞いたんだけど、七海はあの冷めた態度のわりに助けた人の話をわざわざ聞いたり、被害者の頼みを受けたりしてるらしい。1回きりの相手にも親身になって色々考え込むんだって。そんなヤツになまえとの関係変化とか灰原の大怪我が一気に来たんだから、かなり神経が参ってたんだろうな」
じゃあおやすみ、と硝子さんは出て行き、話す人がいなくなった部屋には七海さんの寝息の音だけがする。

携帯で七海さんが行っていたお祭りを探してみたが、情報が少なすぎて見つからない。目をつぶっても眠気が来なくて、しょうがなく一番近くにあった英単語帳をまためくった。今度は別の理由で頭に入らない。明後日小テストなのにマズい。
……“販売員”を殺した後の生活について、私は何も考えてなかった。お姉さんが死んだ後、将来の夢も、やりたかったことも、全部頭の中からぱっと消えてしまったから。
でもここに来て、七海さんに出会って、数日後にやりたいこと、1年後にやりたいことを自然に考えられるようになった。
身を置いてる世界は、考えられなかった頃とは比べ物にならないくらい命が保証されない世界なのに、七海さんのおかげで今の方が生きている感じがする。
そんなことを考えていると、肩に寄せられた彼の頭が少しずれたので、慌てて体で支える。
隈の引かない彼の顔は今の私には見えない。七海さんはきっとこれからも、こんな風に傷ついたことを隠していくんだろう。幸せでいて欲しい。そのためには何でもできる気がした。いままでの憧れのような好きが、はっきりと輪郭を持ったのを感じた。
誰かを本気で好きになるってこういうことなんだ。

2022-07-24
- ナノ -