短編 | ナノ


何故だろう。


僕は他人事のように自分の感情を見つめ直し、現在頭を悩ませることになった 元凶である存在四ノ宮桜に視線をやった。


顔が良いか?…悪くはないが、平凡。


性格が良いか?…平凡。


頭が良いか?…これも平凡。


目立つことと言えば、運動神経が女子の中で群を抜いていることと、僕に対し てさほど興味を持っていない、ということ位か。


まあ…単に無愛想、ともとれるが。


一言で言えばパッとしない、そんな少女に僕は何故か恋をしてしまった。


本当に不思議だけど、好きになった以上は仕方がない。


さて、どうやって僕の物にしよう?




130123

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