瑛真の唾液と舌と指によって柔らかくとかされた穴に瑛真の性器に貫かれてどれぐらいの時間が経ったのか、それに馴染んでしまった内部は貪欲にもそれを求めて始めた。

瑛真のモノを覚えるためだと言われて、打ち込まれた熱楔の大きさにもたらされた痛みと圧迫感に慣れたと言っても、どんなに強請っても瑛真は動いてくれなかった。

穴をとかされている時に教えてもらったヴァンパイヤの唾液は人間にとって媚薬の効果によって、自身よりも熱く疼いて仕方ない箇所にソレを治めてくれる楔を打ち込まれて悶えていても瑛真は涼しそうな顔で笑って、俺の痴態を眺めるだけ。

我慢できずに自分で腰を振り始めると挿入には慣れたようだね、自分の重さで飲み込んでごらんと、一度引き抜かれ胡坐をかいた瑛真の膝に背後を向けて座らされた。

「ひぃっ、はっ、はぁっ、ぁっ、ゃ、ああぁぁ……」

ぐぷん、と自重によって飲み込んだ楔によって先ほどよりも深く犯される。

指によって見つけられ、快楽の場所だと教えられた前立腺を掠められて、もう何度目か分からない絶頂を迎える。

白みが無くなってきているソレを勢いなく零し続けるペニスは衰えを知らずに未だに勃ち上がっていて、苦しさを覚えてきた。

「はぁ、はぁ、はぁ、………ひぃっ、あ、ああ、ダメッ、瑛、ま、ダメェ…」

瑛真のモノを根元まで飲み込んで息を整えていたら、今まで何もしなかった瑛真がいきなり俺のペニスと乳首を弄り始めた。

「ダメ、じゃ、ないよね。ほら…」

そう言って乳首を抓み上げ、尿道に尖った爪の先を捻じ込まれる。

「ひぁあんんん!」

「…ッ、恵の中にある俺のペニスをこれでもかと媚肉で締めつけてくるよ。ふふ、やらしいね。でも、いい子だ」

「きゃ、は、あぁぁん、だ、めぇ……、んん、はぁん、だめぇぇ」

「そう、良い子だ。好きなだけ締めつけて、それで、俺を覚えてね」

「は、は、は、ぁぁん、ん、んぁ、あぁっ、も、もうだめぇ、おねが、動いてぇ! 欲しっ、えいまぁ!」

「っぁ…はぁ、こんなに、厭らしく腰をくねらせて、おねだりなんて……。君には負けるよ」

無意識に動いていた腰を掴まれ持ち上げられて引き抜かれると、ズトン、と奥の奥まで嵌められる。

「ッカハ……、ァ、ぁぁ、……」

ズンズン、パンパン。

息もままならない激しい出し入れに、意識が朦朧としてくる。

俺の内臓を引きずり出すように引き抜かれ、俺の内臓を打ち破る勢いで挿れてくる。

もう、何が快楽なのか分からない状態で体だけが悦んでいた。

萎えることなく勃起したままの先端からは止めどなく蜜が零れ、内部は逃がさないように絡め取り、腕は俺の腰を掴んで離さない瑛真の手に添えられていた。

俺の首筋に顔を埋めてきた瑛真のペニスが一際、硬くなる。

「恵、イクよ」

囁かれると同時にこれでもかと奥の奥に嵌められ、内部に熱い飛沫をぶちまけられる。

奥に飛沫を感じると同時に首にチクリと痛みが走った。

度を超えた痛いほどの悦楽に、俺の意識は薄れていく。

奥にびゅくびゅくと放出されて圧迫感が凄まじい。

首からは何かを引き出されるようで、それはなんとも言えない疼きがあった。


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