今日は天気が良いから、お昼は外で食べようって水城に誘われた。

それで何時もお昼を食べる裏庭に来た。

ちょっと遅れるって言ってた水城をいつも座ってるベンチで待つ事にした。

教室棟から少々離れてる裏庭は中庭と違って人は滅多に来ない。

それに特別棟が近いから、恐れ多いって近寄りにくいんだって。

まぁだから僕たちにとっては落ち付ける場所なんだ。

ちゃんと手入れされてて綺麗だし、人は来ないから静かですごく居心地が良い。

日差しも気持ちいいから、なんか眠いな…。

なんてボオーとしてたら背後で足音が聞こえてビックリ。

水城が来たのかなって後ろを振り返ったら、知らない生徒が二人、不穏な気配を漂わせながら話しあってた。

どうやら別れ話みたいで、小さい男の子が顔を青ざめて大きな男の子に縋りついてた。

大きな男の子は小さな男の子に怒鳴り散らかして、泣かしたあげく突き飛ばして足早に去って行った。

突き飛ばされて尻もちを付いてた男の子はそのまま蹲って泣いてたけど、暫くして友達みたいな子が来てどこかに連れていかれた。

それでも僕は動けなかった。

最低だと思えるあの大きな男の子の言葉が忘れられなくて、僕は頭を抱えた。

「何時までもカマトトぶってフェラもできねー尻も振れねー、キスだって何時まで経ってもくっつけるだけとか、ありえねぇよ! マグロなんてお呼びじゃねぇンだよ!」

頭の中で、何回もぐるぐるとこればっかり聞こえてくる。

僕、水城に全部任せて、フ、フェラとか、した事ないし………オシリなんて振って無いし、マグロって僕だよね……。

僕、もしかしてヤバイ!?

そんな事考えてたらお昼ごはんを持ってきてくれた水城が僕の様子がおかしいってすぐに気付かれて、問い詰められて白状した僕は、水城に縋りついて泣きついちゃった。

縋りつく僕の頭とか背中とか撫でてくれる水城は、僕の欲しい言葉をくれる。

お前を愛してるんだから飽きるわけねぇし、フェラは無理にするもんじゃねぇよ、お前の体は隅々までエロいし、ちゃんと尻もエロくて何時でもむしゃぶり付きたくなるほどいい尻だって。

次々と、恥ずかしい事を言われる。

恥ずかしいけど、嬉しいって思っちゃう。

でもやっぱり僕はマグロなのかと、聞いてて思い知らされた…!

まだまだ落ち込んでる僕を見て、水城は僕の服を脱がし始めた。

「お前がどんだけエロいか、ちゃんと自覚させてやるよ」

ネクタイをしたままシャツの前を全開にして、下半身は靴下だけの状態で水城の脚を跨いで膝に座らされてる。

いわゆる、対面座位の状態。

「フッ、真由良どうした、そんなに腰振って…」

「あん、あ、ンン、だって、ぁん、みじゅきのゆびっ! きもちっ! あふぁ、あん」

「マグロになるんだろ?」

意地悪にもそう言ってくる水城を睨みたいけど、下半身の熱をどうにかしたくて、抱え込んでる水城の頭を自分の胸に抱き寄せる。

水城の眼前に、ちょっとだけ弄られただけなのにぷっくりと勃ち上がってる乳首を曝しながら、僕って水城の言う通りエロかったんだって思い知りました。

ちょっと水城に乳首を弄られて、おちんちん抜かれて、僕の先走りを纏わせた指を挿入された。

水城の太い指を三本も呑み込んでる。

欲張りにも根元まできっちり咥え込んで、ヤラシイ水音をじゅぶじゅぶたてながら出し入れされてると思ってた。

でも実際は、水城の指は動いて無かった。

水城がすごく楽しそうに僕の耳元でやらしい声で囁いた。

「こんなに尻振りたくって……、どれだけ俺の指がウマいんだ、真由良?」

水城の指を出し入れしてたのは、僕自身。

それが解っても、腰を止められなくて、どんどん動かした。

水城の指を貪欲に咥え込んで厭らしくお尻を振って、喘いでる僕って、こんなに淫乱だったんだって知ったら余計に咥え込んでる指をキュウキュウ締めつけた。

「みじゅき、みじゅき! ほしいのぉ! 早く、なかで感じさせてぇっ!」

「はっ、エロ過ぎだ、真由良…」

宛がわれた硬さと熱さにうっとり…。

時間を忘れて、放課後までしちゃった。

これからかな?

水城の上に乗っかってスるのが好きになったの。

今日も、上にしてもらえるかな?


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