お互いに荒い息を繰り返している。

暫くすると俺は漸く息も感覚も通常に戻ってきた。

無意識に緩やかにだがまだ揺さぶっていた腰に、内心で苦笑した。

それでももうちょっとだけと、藤弥の柔らかい襞に包まれていたい。

まだまだ絶頂に震えている藤弥の中に残滓までもすべて注ぎ込むまで、そうしていた。

藤弥の荒かった息が整ってきた。

だるそうな藤弥にこれ以上の負担をかけないように、ゆっくりと抜き去る。

柔らかな襞が名残惜しいほど気持ち良く、抜くのが惜しい。

抜ききった少々赤く腫れていた後唇から白濁が零れ落ちる淫らな光景に反応しそうだったが、そこは堪えた。

「藤、大丈夫?」

「…ん、平気だよ」

「疲れただろ?」

「ちょっと、眠いかな?」

余韻でなのかはわからないがまだまだ力の入っていない藤弥は瞼を薄っすらと開けているだけも辛そうだ。

「じゃ、寝てて」

藤弥の重そうな瞼にキスして頭を撫でる。

暫くそうしてたら、藤弥はうとうとと瞼を閉じた。

もう暫くすると穏やかな寝息を聞こえてきて、藤弥が寝入った事がわかった。

藤弥の頭を撫でるのを止め、お休みと頬にキスした。

俺もこのまま藤弥と一緒に抱きしめて寝たかったが、この状態で寝るわけにはいかなった。

藤弥のお腹に絡まったままのワンピースを起こさないように抜き取って、洗面所に持っていって水で出来るだけ付いてしまった白濁やらを落とした。

バスルームにあった洗面器を借りて湯をいれ、タオルを二三枚借りて藤弥のもとへ帰る。

濡らしたタオルで藤弥の身体を拭いて、中に出したモノをかきだした。

タオルや洗面器を片付け、藤弥のすべすべの肌を感じるために裸のまま抱きしめて眠りについた。

先に起きた藤弥に起こされたのは、日がかなり高い位置にあった頃だった。

起きれないから腕を放してと頬を赤く染めて恥ずかしそうに顔を伏せたまま言ってくる藤弥があまりにも可愛くて、朝勃ちしていた息子は完勃になりイチャイチャする事になった。

初めてのシックスナインに興奮しながらお互いを高め合った。

その後ベタベタになったと風呂にそこでもイチャつきながら入って、上がった後に藤弥にお願いして腫れに効く薬を用意してもらった。

藤弥の部屋に戻ってシックスナインのおかげで丸見えだった後唇の状態を藤弥に伝え、恥ずかしがって嫌がる藤弥を説き伏せる。

下肢に纏っていた物すべて脱いでもらい、ベッドに寝転んだ藤弥に自分で脚を持って広げるように指示する。

羞恥で肌をピンクに染める藤弥はすごく扇情的だ。

震えながら開かれたソコは、すでにトロトロになっていた。

アレだけ可愛がったのに、まだまだ元気なソレを躊躇うことなく頬張った。

頬張ったソレを舌で弄り吸い上げたりと可愛がりつつ、手探りで薬を出して指に塗す。

後唇の中まできちんと塗り込む。もちろんイタズラするのは忘れずにしこりを思いっきり弄った。

絶頂に震える藤弥の味が薄くなった白濁を飲み下し、藤弥のご機嫌をうかがった。

恥ずかしかったと拗ねてしまった藤弥のご機嫌をこれでもかと甘く可愛がりながらとって、機嫌を直してもらって今回のデートは終わった。


ご機嫌で家に帰った俺は真っすぐパソコンに向かう。

目的のモノを検索して、物色を始める。

これでもかとエロ可愛い扇情的な乱れ姿の藤弥を思い出しながら、さて藤弥はどれが似合うかなとカーソルを合わせクリックした。


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