夕飯時だからと藤弥が手料理をふるまってくれた。

ハンバーグにガーリックライスとオニオンスープ。

マジで美味かった。

で今、お客様だからと片付けを手伝わせてくれなかった藤弥にソファーに座らされている。

まぁ、藤弥の手料を食べたかったと言う理由が一番だけど、たくさん歩いたせいで腹が減っていたからが正直なところだ。

腹が減ったらナンとか〜カンとか〜だ!

食欲が満たされれば、据え膳を頂くのが世の習いだよな。

対面式のキッチンで流れるように片付けられている状況を見る。

もうちょっとで終わるなと確認すると藤弥に気付かれないようにソファーから立ち上がり、足音を消して藤弥に近寄った。

最後の一枚を水きりの中に入れ水を止めた藤弥にガバリと背後から抱きく。

「ぅわっ!」

「驚かせちゃって、ごめんね」

「昌隆君!」

急いで布きんで手を拭いた藤弥は藤弥のお腹にしがみ付いてる俺の腕にそっと触れてくる。

「俺、もう、我慢できない…」

「昌隆くん…」

チュッ、チュッと露わになってるうなじに口付ける。

「昌隆君、へ、部屋に、部屋に行こう…」

俺に振り返って藤弥に触れるだけのキスをして、お姫様のように抱き上げた。

「藤、部屋はドコ?」

「に、二階の一番はじっこ」

それだけ聞いて足早に部屋に向かう。

入った部屋はパステルカラーの人形たちに囲まれた可愛らしい部屋だった。

大小様々な人形に囲まれてる蝶柄のベッドにそっと藤弥を寝かせる。

俺はそのまま藤弥に覆い被さって藤弥を見下ろす。

エプロンをつけたままなので、新妻ぽくってイイ。

エプロンにフリルがついていないのが残念だ。

と言う事で、エプロンプレイは後々に取っておく事にした。

藤弥の髪を撫で、赤く染まった可愛いぽっぺに手を添える。

俺は頬笑みながら視線をそらさずに、触れるだけのくすぐったいキスを交わす。

最初は触れるだけ、だんだんと唇で唇を食んでいき、しっとり唇を重ねた。

潤みきった藤弥の瞳には愛欲が溢れだしている。

藤弥の唇がそっと開く。

ちろりと唇が舐められた。

柔らかな藤弥の舌に自分の舌を絡め、口付けを深くする。

うっとりと目を細め感じている藤弥を肌蹴させる。

エプロンを外させて、カーディガンを脱がせた。

むき出しの肩を指先で撫で、肌の滑らかさを楽しむ。

何時もより濃厚なキスで息の上がった藤弥をキスから解放して、首筋に舌を這わせる。

髪で隠れるような所に赤い痕を残しながら、鎖骨に辿り着く。

「っぁ、んんっ…」

形良い鎖骨を弄るのは初めてなのでまだまだ藤弥にとってはくすぐったいだけのようで、慣らすのはこれからのようだ。

丁寧に浮き出ている鎖骨に舌を這わせて舐め上げる。

藤弥の鎖骨両方をベチャベチャに舐め、最後の仕上げにきつく吸い上げ、赤い痕を一つ残した。

それから服の上からも分かるほど主張している胸の飾りに服の上から噛みついた。

「ぃっ、あぁん…」

服越しでさえ分かるほどコリコリと立ち上がっている乳首を直接触りたくて肩ひもをずらしてチューブトップ式のワンピースを胸が見える位置までずり下げた。

プックリと立ちあがっている乳首がめちゃエロい。

しかも俺が弄った方が丸解りになるほど色が違うのがすごく厭らしくみえる。

色が濃い方を指で摘まみこねる。

まだ弄っていない方は優しく唇で挟み、舌先で弄る。

「あ、あ、あぁ、…も、昌隆くぅ、…んんっ、そこばっかりっ!」

「ちゅっ、はぁ…藤の乳首がウマすぎ。止まんね」

「ぁあぁん! も、もう、ぁんん!」

次第にコリコリと硬くなる乳首に気分がいい。

こんなに可愛い乳首を見せつけられて、俺の下半身は暴れ出しそうだ。

出して使いたくてどうしようもない。

急ぐ必要なんて無いはずなのに、切羽詰まり過ぎて先を急ぐ事になった。


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