委員長の爆弾発言に混乱してるけど、委員長を泣き止ませないと真相訊き出せないし泣かせたくないから、なんとか宥めて事の真相を訊き出した。

何でも委員長は家族から料理が上手いからいつでもお嫁に行けると言われているために、自分はお嫁に行くんだと思っているらしい。

それから泣いた理由は、俺が触ったかららしい。

大事な部位を家族以外が触ることが出来るのはお付き合いしている人だけなんだと、そう言われてきたらしい。

はい、俺モロに触っちゃいました。

つまり俺は責任とってもいいんだよな!

えぐえぐ泣いてる委員長の背中を撫でてた腕を肩にやって俺の方に寄り掛からせるようにする。
俺の胸に寄り掛かる委員長の頭を撫でる。

「ごめんね、委員長。俺つい手、出しちゃって。委員長に気持ち良くなってほしかったんだ」

「う、ひっく、篠、北…僕の方こそ、ちゃんと、言わなかった、から、ひっく」

委員長の顔を上げさせて、ぼろぼろと出てくる涙を、俺は拭う。

「俺、委員長が好きだ」

「し、篠北?」

「隣の席になって委員長見るようになって委員長がすごくカワイイことに俺、気付いたら止まんなくなって、いつも委員長で抜いてた」

「えっ!? 抜く?」

「今日だって委員長とまともに話せて超嬉しかったんだ。家に呼んだのだって、委員長と親密になれるかもって下心ありまくりだった」

困惑している委員長に、俺は畳み掛けるように言いまくる。

今を逃したら、後は無いかもしんないし。

「二人っきりの部屋で隣に座ってるだけで俺ドキドキだよ。委員長のちんぽ見ただけで俺の興奮しちゃってる。だから俺、委員長のちんぽ触っちゃったんだ」

「篠北…」

「委員長、責任を取らせて欲しい。俺の恋人になってください」

今間になく真剣に緊張しながら、委員長の顔をまっすぐ見て告白した。

俺をじっと見てる委員長に、俺は内心振られませんようにと繰り返している。

「僕で、いいの?」

「委員長じゃないと俺は嫌だ」

俺が言い切ると委員長は照れたように顔を伏せた。

「篠北。これからよろしくお願いします」

耳が真っ赤な委員長を嬉しさのあまり、抱き締めた。

「篠北!」

「俺、大事にするから!」

「うん…」

委員長も俺に一生懸命にしがみついてくれる。

おずおずと顔を上げた委員長と俺の視線が絡む。

朱くなってる目尻が何とも扇情的で、俺は顔を近づける。

委員長はゆっくり瞼を伏せてくれて、俺はそこに口付けた。

まだ乾いてない涙の後に舌を這わせて舐めとる。

うっすらと瞼を開けた委員長の視線を合わせて、お互いの唇も合わせる。

委員長の唇は柔らかくて気持ちよくて、もっとと貪欲に俺は求める。

微かに開いた唇をこじ開けて、歯列を舌でなぞって委員長の舌を絡める。

「ぅふ、ふん、んん、…ふぅん」

委員長の鼻に抜けた声、可愛過ぎ。


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