楽しく慶くんと食べていると頭がほわほわしてきた。

ワインでチョコを溶かしたから酔っちゃうかもね、と慶くんが言ってたけど、酔ってきたのかな?

酔ってもいいや。

チョコフォンデュは美味しいし、慶くんは笑顔だし。

ほわほわ気分のまま、食べ進める。

バナナにチョコをつけて食べていた慶くんが突然、言いだした。

「な〜弥生ってフェラする〜?」

「するよ〜」

慶くんのお父さん特製のフランスパンにチョコを浸して食べる。
口の中いっぱいにチョコが広がって幸せ。

しらふじゃない俺は、何も考えずにありのままを答える。

「俺ね〜一昨日したんだけど、靖真のちんぽデカ過ぎて結局尻にぶち込まれんだよ〜」

手で大きさをこれぐらいだと作る慶くん。

ソレを見ながら、俺も恭祐のモノを思い出す。

俺もこれぐらいかな?と思い出しながら手で作ってみる。

「恭祐のはこれぐらいだったと思う」

「ふ〜ん、靖真より大きく無いね」

慶くんはまたバナナをチョコの浸して食べ始める。

「靖真君のが大き過ぎるんだよ。そんなの口の中に先っぽしか入らないよ」

俺はマシュマロをチョコに浸す。マシュマロはちょっと溶けたところが美味しい。

「やっぱり。俺も最初の頃は挿れるだけで、泣いてたもん」

縁が切れてたんだよね〜、と言ってくる慶くん。

俺はどうだったけ?と過去を振り返る。

「切れることは無かったけど、俺がMだからって無理やり挿入されたんだよね」

ちょうどよく溶けたマシュマロをフーフーしながら食べる。
うん、とろけ具合が最高!

「うわっ、それはヒドイな」

「ね、ヒドイよね〜。でも慣れたら俺が気持ち良くなる所、いっぱい擦ってくれて気持ち良かった〜」

「靖真のモノね、大きさに慣れたらもうアレじゃ無いとダメ。奥までずんってやられるのちょ〜気持ちイイの! だから偶にバイブとか突っ込まれんだけど、大きさたんなくてムズムズしちゃうの」

「俺はこの間初めて大人のおもちゃ使われたけど、ぶるぶる凄いね」

「なに使ったの?」

「ローターってヤツ?」

「どっちに使われたの?」

「お尻の方に、前立腺に固定されてずっとイキっぱなしだったよ」

「イキっぱなしって辛いよね。俺なんて駅弁されて無くなるまでずっととかあったよ。弥生とか女の子の方とか有るからそう言うの無い?」

「一回だけある。お仕置きだって膣の中にずっと。しかも出しちゃダメってちんちん縛られたの」

「ちんぽ縛られたの! 鬼畜だね、恭祐」

「しかもね、恭祐が許すまで縛られたんだよ。オシッコしたかったのにずっと我慢して、恭祐に泣いてお願いして、そしたら子供みたいなカッコで出してって! ヒドイよね」

「俺もさ出すもんなくなって、それでも靖真がやり続けるもんだからオシッコ洩らしちゃった事が有るんだよね。靖真どうしたと思う?」

「流石に止めたでしょう〜?」

頭を横に振る慶くん。

「さらに興奮して、もっと出せって……」

「変態だね」

「変態だよ」


ここらへんで記憶が曖昧になり出した俺はどうやら寝てしまったらしい。

深く眠りこんでいた俺をお泊りさせてくれた、慶くんのお母さんが俺の家に連絡を入れてくれたらしくて無断外泊にならずにすんだ事は喜ばしい限りだが、朝起きて慶くんと視線が合わないのは仕方ない事だと思う。


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