おはようございます。名前でございます。
いやぁ、今日も素敵な朝でございますね!ははは!

只今の時刻12時35分です。
フリッピーさんが来てくれるのは1時です。
現在の私の格好は部屋に置いてあったパジャマを着て、髪の毛ぼさぼさ、死人のような顔を装備してます。こんな姿を人に見られたら一気にHPが減ります。やばい。


「なんやかんやでもう5分過ぎてるー!?やばい!!」


ちなみに私の部屋の基本装備は冷蔵庫、クローゼット、ベッド、ソファー、テーブルの5点セットのみとなっております。クローゼットにパジャマとワンピースが1枚ずつ入っていたのは優しさでしょうか。ありがとうございますまじ助かります!!
真っ白なワンピースに着替えて慌てて洗面台へ向かい(洗濯機があったので着ていた服を投げ込んでおいた)、鏡に映った自分の顔を見る、とそこにはなんと化け物がいました。

…って誰が化け物だ。

なんてノリツッコミが私以外誰もいない部屋に響いて寂しい。泣いてないんだからね…目から汗が…。
あながち化け物も間違いじゃないような顔を洗って髪を整える。あー、こりゃ歯ブラシとか洗面用品もいるな、後で買いに行こう。


ピンポーン


「名前さーん」

「あっはーい!ちょっと待っててくださーい!!」


持っていくほどの荷物は持っていないし、お金…はこれ見よがしにテーブルに置いてあったので私の物だと思います!だって此処私の家だもんね!ね!!隣には通帳が置いてあってそれなりの額が入っていたので暫くは働かなくて済みそうだ。うへへへ。


「お待たせしました!」

「わぁ、そのワンピースにあってますね」

「えへへ、ありがとうございます!」

「名前さんどこか行きたいとこありますか?」

「んー…とりあえず日常品を買いたいなって思ってるんですけど…」

「わかりました!行きましょうか」


見たか私の順応性を。フリッピーさんのことはもう許します(この人いい人)。もう新生活始める気ばりばりです。
なんかもうしょうがないよね、ここ来るまでの記憶ないもんね。
ポジティブなことだけが私の取り柄です。

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