「なるほど…!!
それなら俺達も女子に囲まれずに、名前も負担を減らせるということだな!!」

「その通りだ」




曰く、囲まれることなど嫌だ。だが、名前にキレられるのも嫌だ。
なら、逃げれば良いじゃないか!!



と、いうことらしい。


名前が牽制しながら女子を連れてきて、ニッコリ笑った。


「じゃあっ、
『ドキドキ!?バレンタインまであと3日!チョコを受け取って貰えるのは何人!!?鬼ごっこ!!』を始めます!!

位置についてー、よーい、ドン!!!!!!」



名前の言葉にあわせて、真田、柳、柳生、仁王、丸井、切原、ジャッカルが走り出した。


「なお、実況、司会進行は俺、幸村精市がお送りします♪あっ、俺へのチョコはその箱に入れといてね!!

では、解説の名前さん、お願いしますね」

「はいはーいっ!!
テニス部マネージャー、名前が解説します!!」







幸村は不参加かぁぁぁあっっっ!!!!!!!!



テニスコートを出た幸村以外のレギュラー達から、そんな悲惨な声が聞こえてきた。



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