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「ぜんぜん。怖くなんかない。……証明しようか?」
レッドはからりとした笑みを浮かべると、怪人の触手の一房を手に取り、口付けをした。
「ちゅっ……。ほら、怖くないよ?」
「……」
「怪人さん。そんなマスク外しなよ。似合わないから」
レッドは続いて怪人のマスクを剥がした。ごくごく平凡な男の顔立ちが露わになる。あくまで改造手術されたのは背中だけなので、それ以外は自前のままだ。
レッドはそのまま怪人の唇に己の唇を重ね、舌を交えた。
ちゅ、ちゅる……ぴちゃ。ちゅぷ……
「ん……はぁ……な? 証明できたろ?」
「レッド……わ、私は……」
「いいんだよ、あなたは悪くない。オレの所においでよ。正義の組織なんて堅苦しく思うかもしれないけど、案外いいとこだから……。あっ」
レッドは視線を落とす。久しぶりの肉体的接触で、怪人のとある場所が昂ぶっていたのだ。
「み、見ないでくれっ! す、すまない、君がこんなに真剣に説得してくれているのに、私ときたら……」
「そんなに謝らないでいいよ、男同士なんだから。久しぶりにキスしたら興奮した? ……なら、オレのせいだよなぁ。責任、ちゃんと取るから」
レッドは男らしい笑みを浮かべると、跪いて怪人のズボンを寛げ、勃起したペニスを取り出した。
レッドはグローブを外すと、素手で何度か優しいペニスを扱き、舌先でチロチロと先っぽを舐めた。
ぴちゃ、ちゅ。ちゅる……
「ん……あっ……レッド、そんなことしなくても……」
「ちゅぱ……俺のフェラ、悦くない?」
「き、きもちいけれど……君は、その、ヒーローなんだから」
「ヒーローだって人間だよ。ちゅぱ……ん……あむ……ちゅる……はぁ……大きいなぁ……」
レッドは怪人のペニスを舐めながら、自分のベルトを外してズボンの中に手を入れていた。ぐりぐりと自分の孔を弄り、快感に潤んだ瞳で怪人を見上げている。
「ふぁ……ん……」
「レッド…君は、その……お尻、好きなのか?」
「ん……すきだよ、お尻……。はぁ……あぅ……ん…怪人さん、このチンポ、俺のお尻に頂戴? ……いやかな」
「……っ」
怪人は、レッドの欲情した眼差しに当てられ一気に理性のタガが外れた。
しゅるしゅると触手を伸ばしてレッドの身体を宙に浮かべ、ずるりとズボンを剥ぎ取る。
「わっ、あっ……か、怪人さん?」
「床は散らかってて危ないから……。レッド……挿れるぞ」
じゅぷ……ぐぷぷ…
「あぅっあん! はぁ、っあ……」
「うぐ……締まる……っ」
「怪人さん……でかい……あぅう……くぁ……はぁっ……はぁ……」
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