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社の段差に膝を突かされ、俺は四つん這いのような格好になった。
恥ずかしい、なんでこんな事に。スーツ駄目になっちまう。

でも逆らえない。恐怖ではない。何か分からないけど、抗えない欲望のようなものが俺の理性に火をつけていた。

「どうやら初めてのようだな。安心しろ、よく解してやる」

ばり、と神様の爪が俺のスーツの尻とその下のパンツを破く。これ、脱がされるより恥ずかしいわ、AVかよ。しかも青姦だし。

「ふぁっ…ぁっ、あつい……」

ぬる、と俺の尻の谷間に神様の舌が這い回る。熱くてぬめぬめとした舌先が、時々尻の孔に触れて…ヤバいこれ、すげぇ気持ちいい……。

「んっ…ふっ……ぅぁ……」

自分の口からうわ言のように漏れる喘ぎ。これ、本当に俺なのか? まるで知らない誰かが勝手に俺の身体を操ってるみたいだ。

つぷん。

ふぁ、なんだっ。これ、指?

「あっ、わっんん……っ、ゆび、やだっひぁ」
「よく解してやらんと後が辛い。我慢しろ」

後が辛いってなんだよ! 舌に指と来たら…嘘だろおい、本気かよ?!

「や、やだぁっ! はなせ、はなしてくれぇっ! んぁっ、ひゃ……んっ、やだよ、指やだってばぁっ!」

少しだけ理性願望戻った俺は慌てて抵抗したが、体格の差であっさり押さえ込まれた。
ちゅ、と耳にキスが降る。

「暴れるな。儂を信じろ」

信じろって、殆ど初対面だろ!





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