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結論から言う。
マスターはメチャクチャエロかったし上手かった。

「っぁ……ひっ、やぁ…ま、すたぁ……ま、まってっんんっ!」
「待てないよっ、はあっ……智哉くん……っ」

ズポズポと俺の尻にマスターのアレが出入りしている。
初めてだったから、マスターは念入りに準備してくれた。舌で舐めて指でくちゅくちゅ融かしてローションまで用意してた。いや、いいんだけどさ、そのローションいつの?
マスターのアレ……ああもうまだるっこい。チンポはサイズは普通だけど、やたら持久力があった。これって遅漏? いや、もしかしたら俺が早漏なのか? だって俺、童貞だし……あ、処女ではなくなったな。

「んっんぁっ、ひっっあぅっ」
「智哉くんっ、こっちを見て…気持ちいいって言ってくれっ」

マスターの掠れた声がやたら耳を揺さぶる。もうどーにでもなれ、って感じで俺はマスターの後頭部をガシッと掴んだ。

「んひゃっ! き、もちぃ……っ、あっあっ、と、とけるぅっ」
「智哉くんっ、かわいいっ……かわいいよ」

ずっずっずっ!
ヤバい、尻の奥がムズムズする。またいきそうっ、尻だけでいくとかマジで出来るんだなっ。

「ふっあっまたいくっ! ますたぁっ、お、れぇ……ひぁっ!」
「うん、智哉くん、何度でもいって。何度でもかわいいところ、私に見せて?」

だからその声やめろ、反則だ!
びくんっ、と俺は体をひしゃげて精子を放つ。多分3回目、大分薄いけど、気持ちいい……。

「智哉っ、ともやくん!」

マスターが俺の名前を呼びながらキスの雨を顔に振らせてくる。
やだ、口はだめ。ダメだったら! だってお汁粉の小豆の皮、まだ歯の裏にくっついてんだもん!

「ふっぁっちゅる…んむっ…」
「んっ、ともやくん、かわいい……」

あー、もう無理、酸欠と疲労で限界。
俺はマスターに愛撫されながら、緩やかに意識を失った。





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