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ぎしっ、ぎしっ、、ぎしっ、
断続的に響くベッドの軋む音。
ぬちゅっ、ぬちゅっ、ぱんっ、ぱんっ!
肉と肉が重なり合い欲望が弾ける音がする。
「んひぃっ、ひっ、あっあっあっあっ!」
新造はベッドに膝をついて尻を高く掲げた態勢で、店長にアナルを犯されていた。
バックから激しく突かれ、その度にあられもない声が漏れる。突かれる衝撃で新造のペニスは激しく揺れ、そこからダラダラと精液が溢れ出てシーツのシミを広げていく。
37年生きてきた新造は、この日初めて知った快楽に溺れていた。羞恥心は熱に溶かされ、残ったのは快感を貪る肉欲だけだ。
「んひっぅおおぁっあっ! んんんっ、んひぃぃっ! も、もっとおおっ、もっとついてくれえっ!」
「ここですかっ、ここが悦いんですねっ」
じゅぷ、ズポッ、ズプッ、ズプッ!
店長は新造の腰を掴み、玉の汗を浮かべながら激しく腰を振った。
アナルセックスは初めてだという新造の孔はキツく、店長の錬磨の男根も何度となく達しては中に精を放っている。
突く度にローションと精液が白く泡立ち、滑りをますます良くさせている。
「ふふっ、初めての方でこんなに感じる方は珍しいですよ……っ。鳥羽さまっ、私の膝に乗ってください」
店長は繋がったまま態勢を変えて、新造を膝に乗せた。決して軽くない、寧ろ重いはずの新造の身体を容易く抱える店長に新造は頭の隅で驚きつつも、遠慮なく彼に乗って腰を振った。
「んおっおっあっ! も、もっと……っ、てんちょ、もっとついてっ」
「焦らないでください……っね!」
にゅぷっにゅぷっにゅぷっにゅぷっにゅぷっ
ピストン運動が再開し、再び激しく水音が響く。
「ふっふっ……はぁっ、どうですか鳥羽さまっ、マッサージというのも、悪くないでしょう?」
「んはぁっ、さ、さいこうっあっあっんんん、きもちぃっ、も、わからないっ、アナルもちんぽもみんなきもちいいいぃぃっ」
悶え叫び、新造は何度めかもわからない射精を迎える。水っぽく薄いそれは、もはや潮だった。
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