sorrow
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ユーリ成る程、これが俗に言う嫉妬の味か。存外苦いもんなんだな。好きなんざ、気付いた時にはもう遅ェか。はは、似合わねぇって。
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ジュード求めても求めてもすり抜けて行く。掴んでも掴んでも手に入らない。
僕はいつまで足掻けばいいんだろう。もう無理だと諦めたらいいのかな。
けど……。
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ジュードこれでまた全部、おしまい
寂しくて潰れそうなんて、みっともなくて…置いて行かれるのは、当たり前だろうね。君もあなたも、みんな気紛れ。僕もそうで在らないと。あの人も、…多分そうだったんだから…
また誰かと抱き締め合って。幸せに、ならなきゃ。
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アルヴィン俺はちょっと離れたとこでお前を見てるけど、お前が独りになるとこばっか見ちまう。勿論お前は知らないだろうけどな。当たり前だ、全くの他人なんだから。
なぁ、お前の幸せってどこにあんの?
ちゃんと今縋るとこは持ってんだよな…
孤独に震える小さな子供のお前が、寂しさで歪んじまったのが…ただ今はそれが可哀想で、愛しくて…
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ユーリなーにやってもヒクツになっちまうとかないわ、こりゃ。
スランプなんかね。
もうどうでもいいってな。
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レイア―――如何すれば、この不安は消えてくれるのかな…?
辛くて、苦しくて……如何にか…なりそう…っ、
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アスベル俺は…もう消えてしまえば…良いんですか?―――。
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ジュード一緒に…楽しみたかった、なぁ…。
でも…どうしても指が君への言葉を綴ってくれなかったんだ。
――弱音や泣き言を…言えたら、少しは楽になるのかな。
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ジュード君と一緒に心から笑いたかった。
でも夜が明けたら君は来なかった。
もう逢えないならどうか、お願い…どれだけ経っても消えないよ。どうすればいい?…初めての気持ちを、返して。
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アルヴィン駄目だって、傷付けちまうんだって言っただろ…
呼び出しなんて出来ない…
優しくて甘やかし上手なお前が、幸せであれば…俺は、それでいい。
優しさを裏切る俺とじゃなくて。
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