「ジャンケン・・・。」
「勝った!じゃあ切原が先ね!」
「・・・・。」
「ジャンケン・・・。」
「はい、私の勝ち!赤也椅子で私ソファーの方ね。」
「・・・・・。」
「ジャンケン・・・。」
「やっぱり私の勝ち!赤也の奢りね!」
「くっそ!何で勝てねえんだよ!」
「赤也は分かりやすいよね、昔から。」
「悪かったな!すみません、ハイボールもう一杯!」
「拗ねるな拗ねるな。」
「拗ねてねぇ!」
「そこが可愛いんだけどね。」
「・・・次は絶対負けねぇかりゃな。」
「酔ってる?」
「酔ってねぇ!」
「まだ拗ねてる?ごめんって、機嫌直してよ。」
「・・・お前が好きって言ったら、機嫌直してやる。」
「赤也、好きだよ。」
「・・・お、俺の方が、好きだし!それだけは負けてねぇかりゃな!」
「ふふっ、それは負けてもいいかな。」
「・・・・すみません、やっぱりビール!!」