何かが足りない六角


「誕生日おめでとう、首藤。」

「ありがとう。」

「そんな首藤にこれをプレゼント。」

「おぉ、なんか悪いな・・・・・何だこれ?」

「眼鏡です。」

「何で眼鏡?俺サエほどじゃないが、視力はいいほうだぞ。」

「知ってます!」

「知ってるなら何で・・・・。」

「それはこれからの六角のためだから!」

「・・・・は?」

「私はすごく大切な事に気づいたの。そう、今の六角に足りないものがあるって。」

「上下関係?」

「それもないけど、それはうちの売りだからいいの!うちに足りないもの、そう、それは眼鏡キャラがいないっ!」

「眼鏡キャラ?」

「そう!人気校には眼鏡キャラがいるという事に気が付いたの。青学しかり、氷帝しかり、立海しかり、四天宝寺しかり。」

「氷帝は違うんじゃないか?」

「とにかく、六角のためにも今日から首藤は眼鏡キャラになるのだ!」

「なるのだって、えー・・・・・。」

「クスクス、何してるの2人とも。」

「あっ、亮!今日から首藤眼鏡キャラになるから!」

「眼鏡キャラ?」

「六角のためにね!」

「・・・・・クスクス、いいんじゃない?面白そうで。」

「お前、人事だと思って・・・・・はぁ。」



12.4.16



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -