庭園には誰もいなくて私とシエルだけでした
少し安心です
椅子に座るとシエルが話し出しました
ちなみに手は逮捕されているままです
「ここから先、メンバーの戦闘孤立を向上するには遠距離からの攻撃を重視したほうが、いいと思うんです」
「遠距離からの攻撃…」
私自身についての話かと思いビクビクしていたけど違ったようでまた安心しました
「ちなみに…君は、バレットエディットを積極的に使用していますか?」
「え、えぇまぁそれなりには」
「さすがです!バレットエディットはその難解さからか、多くの神機使いが敬遠しがちですが…本当に素晴らしい技術なんです!」
私の手を強く握る
きっと無意識にしているのだろう
「弾道や挙動の変化は、立ち位置が流動的になりがちな遠距離攻撃において、多くの選択肢を与えてくれますし…性質を変えることで、威力や範囲のコントロール。更には、味方の回復効率の向上まで…あ…すみません、ちょっと熱くなってしまいました…」
熱弁する彼女の姿がとても可愛らしかった
私も無表情が取れてしまいそうなほどに微笑ましい
「好きなんですねバレットエディット」
「はい、好きなんです…そこでですね…もし、お時間があったらでいいんですけど…その…」
彼女の言いたいことが分かってしまった
「私が作ったバレットの検証実験に付き合ってもらえないかな…と」
自分で作るなんて、凄いな感心します
でも、何で私なんだろうか
私以外の人の方が沢山付き合ってくれるだろうし、話していても楽しいと思うんだけれど…
私だということが不思議でしょうがない
だけど、必死に頼み込んでくるから断りづらいな…
「ダメ…ですか?」
うーん。極東に行かなければならないというこのイライラを検証実験というものにぶつけようか、な
本当に私って中途半端な奴
突き放すならとことん突き放せばいいのにね
「いいですよ、付き合います」
「あ…ありがとうございます!すごく…嬉しいです…もし可能であれば、すぐにでも検証実験に行きたいのですが…準備の方…大丈夫でしょうか?」
「えぇいつでも大丈夫です」
「よろしくお願いします!」
勢いをつけて頭を下げた彼女に思わず少し笑ってしまった
直ぐに無表情にしたが笑った顔頭を下げたままの彼女に見られなくてよかったと思ってしまった
少し嬉しかったです
私は今、彼女の役に立てているのでしょうか
私は、誰かの役に立てるのでしょうか
少し安心です
椅子に座るとシエルが話し出しました
ちなみに手は逮捕されているままです
「ここから先、メンバーの戦闘孤立を向上するには遠距離からの攻撃を重視したほうが、いいと思うんです」
「遠距離からの攻撃…」
私自身についての話かと思いビクビクしていたけど違ったようでまた安心しました
「ちなみに…君は、バレットエディットを積極的に使用していますか?」
「え、えぇまぁそれなりには」
「さすがです!バレットエディットはその難解さからか、多くの神機使いが敬遠しがちですが…本当に素晴らしい技術なんです!」
私の手を強く握る
きっと無意識にしているのだろう
「弾道や挙動の変化は、立ち位置が流動的になりがちな遠距離攻撃において、多くの選択肢を与えてくれますし…性質を変えることで、威力や範囲のコントロール。更には、味方の回復効率の向上まで…あ…すみません、ちょっと熱くなってしまいました…」
熱弁する彼女の姿がとても可愛らしかった
私も無表情が取れてしまいそうなほどに微笑ましい
「好きなんですねバレットエディット」
「はい、好きなんです…そこでですね…もし、お時間があったらでいいんですけど…その…」
彼女の言いたいことが分かってしまった
「私が作ったバレットの検証実験に付き合ってもらえないかな…と」
自分で作るなんて、凄いな感心します
でも、何で私なんだろうか
私以外の人の方が沢山付き合ってくれるだろうし、話していても楽しいと思うんだけれど…
私だということが不思議でしょうがない
だけど、必死に頼み込んでくるから断りづらいな…
「ダメ…ですか?」
うーん。極東に行かなければならないというこのイライラを検証実験というものにぶつけようか、な
本当に私って中途半端な奴
突き放すならとことん突き放せばいいのにね
「いいですよ、付き合います」
「あ…ありがとうございます!すごく…嬉しいです…もし可能であれば、すぐにでも検証実験に行きたいのですが…準備の方…大丈夫でしょうか?」
「えぇいつでも大丈夫です」
「よろしくお願いします!」
勢いをつけて頭を下げた彼女に思わず少し笑ってしまった
直ぐに無表情にしたが笑った顔頭を下げたままの彼女に見られなくてよかったと思ってしまった
少し嬉しかったです
私は今、彼女の役に立てているのでしょうか
私は、誰かの役に立てるのでしょうか