現在、私は非常に困っています
なぜかというと…
「ねぇ開けてよーマシロ―!おでんパン一緒に食べようよー」
「そーだよ!閉じこもってねーで出てこいよ」
「マシロ先程の任務の件で言いたいことがある」
「姫ー!!俺とデートしよー!」
頼むから一人にしてほしい
いや現に私は部屋の中に閉じこもっているから一人なのだけれど扉の先が騒がし過ぎてやってられない
思い切り扉をバンバン叩いてくるやめてください怖いです
私は何も悪いことはしていない。ただ閉じこもっているだけなのだ
皆と関わりを持ちたくないから任務が終わればすぐに部屋に閉じこもる。それ以外は出ない。食事も部屋。
打ち解けない私に皆が寄ってたかってくる。ギルさんは来ないけれど
「だから嫌なんだ。人とかかわり合うの」
何を言われるか分かったものじゃないからびくびくしっぱなしの生活
でも、皆一切私の過去とかについて触れてこないからそこだけは助かっている
任務もなるべく一緒に居たくないから先に片づけるか皆から離れて一人で行動してたら任務終了後ジュリウスさんにいつも説教される。そして皆に心配される
正直言って面倒くさい
「一人がいいんです」
あの日…
ブラッドに強制入隊したあの日、ラケル博士に言われたことを思い出す…
贖罪の街でバッタバッタと倒してアラガミの山を作った時、自分の足元に居た白い狼みたいなやつ、あれはなんでも感応種とやらで、ブラッドでなかった私が倒せるはずのないアラガミちゃんだったわけで…
「なぜ、あなたは感応種を倒すことが出来たのでしょうか。とても不思議ですね」
なんてラケル博士に言われましたが、何故と言われてもわかんないし、私だってどういうことか理解できていなかった
研究のし甲斐がありそうですね。なんて言われた日から誰よりもラケル博士とは距離を置いている
自分自身が気持ち悪い
私ってなんなの本当…
はたしてここに、ブラッドに留まっていていいのか…
とりあえず
「うわぁぁぁん!マシロ開けてよぉぉぉ!おでんパン食べよぉぉぉぉぉぉ!」
「ナナ!食べてもらえないからって泣くな!おいマシロ!ナナが大変!」
「姫ーーーー!俺のあ・いを受け取ってーーーーー!!!」
「ジン、ナナ大きな声を出すものじゃない」
皆さん何処かへ行ってもらっていいですか
ため息しか出てこない
そして何故かナナさんに懐かれている私、とても辛い
もう一度ため息が出た
今日はギルさんとジンさんとの任務があった
しつこく付きまとってくるジンさんと違ってギルさんは何も干渉してこない
ギルさんとの任務は他の人達よりも楽で助かる
そんな二人との任務終了後、ロビーで金髪の男の人が立っていた
「ブラッドというのは、君たちか?」
私たちはその人を素通りしようとしたら突然声を掛けられた為、3人同時に凄くタイミングよく振り向いた
「フフ、緊張するのも無理はない…だが安心したまえ!この僕が来たからには、心配は完全に無用だッ!」
「心配ってなんだ?」
「おっと、失礼した…僕はエミール…栄えある、極東支部第一部隊所属!エミール・フォン・シュトラスブルクだッ!」
「…そうか、よろしくな」
「心配ってなんだ?」
「このフライアはいい船だね…実に趣味がいい…」
ジンさんの2回もの疑問を華麗に無視した彼、エミールさんは中々に肝が据わっていると見えた
ちょびっとだけ、ジンさんが可哀想に見えた
「しかし!この美しい船の、祝福すべき航海を妨げるかのように…怒涛のような、アラガミの大群が待ち受けているという…きっと君たちは不安に怯えているだろう…そう思うと僕は…僕は…いてもたっても、いられなくなったんだッ!そういう訳で、君たちには僕が同行するよ!まさに、大船に乗ったつもりでいてくれたまえ!」
「結構だね」
「遠慮はいらない、弱きを助けるのは僕の義務ッ!これこそが騎士道精神というものだからだッ!」
「いらないっす」
「君は、非力を恥じているのかい?「いや、恥じてn…」いや、恥ずべきことは何もないッ「だかr」強大な敵との戦いには、この正義の助太刀こそあるべきだッ!そうだろうそこの美しき名も知らぬ少女よ!」
ジンさんを華麗に無視して私に話を振ってきたエミールさんに凄いしか言えない
「美しくないです帰ってください」
「その心意気、分かるよ…自分の船は、自分で守る心意気…騎士は喰わねど…高楊枝ッ!」
この人は、人の話を聞いているんだろうか
「あn…「気に入った!何が何でも同行させてもらうぞ名も知らぬ少女よ!!」たすけt…「同行するぞ!少女よ!!」わかりましt「共に戦おうッ!人類の輝かしい未来の為にッ!!我々の勝利は約束されているッ!」
一通り言い終えたエミールさんは満足げに帰って行った。嵐だ…彼は嵐だ…嵐のように来て嵐のように去って行った…
「…ややこしいヤツがきたな」
「あいつ…できる」
「…」
エミール・フォン・シュトラスブルク…私の中でこの人は人の話を聞かない色んな意味で怖い人となる
なぜかというと…
「ねぇ開けてよーマシロ―!おでんパン一緒に食べようよー」
「そーだよ!閉じこもってねーで出てこいよ」
「マシロ先程の任務の件で言いたいことがある」
「姫ー!!俺とデートしよー!」
頼むから一人にしてほしい
いや現に私は部屋の中に閉じこもっているから一人なのだけれど扉の先が騒がし過ぎてやってられない
思い切り扉をバンバン叩いてくるやめてください怖いです
私は何も悪いことはしていない。ただ閉じこもっているだけなのだ
皆と関わりを持ちたくないから任務が終わればすぐに部屋に閉じこもる。それ以外は出ない。食事も部屋。
打ち解けない私に皆が寄ってたかってくる。ギルさんは来ないけれど
「だから嫌なんだ。人とかかわり合うの」
何を言われるか分かったものじゃないからびくびくしっぱなしの生活
でも、皆一切私の過去とかについて触れてこないからそこだけは助かっている
任務もなるべく一緒に居たくないから先に片づけるか皆から離れて一人で行動してたら任務終了後ジュリウスさんにいつも説教される。そして皆に心配される
正直言って面倒くさい
「一人がいいんです」
あの日…
ブラッドに強制入隊したあの日、ラケル博士に言われたことを思い出す…
贖罪の街でバッタバッタと倒してアラガミの山を作った時、自分の足元に居た白い狼みたいなやつ、あれはなんでも感応種とやらで、ブラッドでなかった私が倒せるはずのないアラガミちゃんだったわけで…
「なぜ、あなたは感応種を倒すことが出来たのでしょうか。とても不思議ですね」
なんてラケル博士に言われましたが、何故と言われてもわかんないし、私だってどういうことか理解できていなかった
研究のし甲斐がありそうですね。なんて言われた日から誰よりもラケル博士とは距離を置いている
自分自身が気持ち悪い
私ってなんなの本当…
はたしてここに、ブラッドに留まっていていいのか…
とりあえず
「うわぁぁぁん!マシロ開けてよぉぉぉ!おでんパン食べよぉぉぉぉぉぉ!」
「ナナ!食べてもらえないからって泣くな!おいマシロ!ナナが大変!」
「姫ーーーー!俺のあ・いを受け取ってーーーーー!!!」
「ジン、ナナ大きな声を出すものじゃない」
皆さん何処かへ行ってもらっていいですか
ため息しか出てこない
そして何故かナナさんに懐かれている私、とても辛い
もう一度ため息が出た
今日はギルさんとジンさんとの任務があった
しつこく付きまとってくるジンさんと違ってギルさんは何も干渉してこない
ギルさんとの任務は他の人達よりも楽で助かる
そんな二人との任務終了後、ロビーで金髪の男の人が立っていた
「ブラッドというのは、君たちか?」
私たちはその人を素通りしようとしたら突然声を掛けられた為、3人同時に凄くタイミングよく振り向いた
「フフ、緊張するのも無理はない…だが安心したまえ!この僕が来たからには、心配は完全に無用だッ!」
「心配ってなんだ?」
「おっと、失礼した…僕はエミール…栄えある、極東支部第一部隊所属!エミール・フォン・シュトラスブルクだッ!」
「…そうか、よろしくな」
「心配ってなんだ?」
「このフライアはいい船だね…実に趣味がいい…」
ジンさんの2回もの疑問を華麗に無視した彼、エミールさんは中々に肝が据わっていると見えた
ちょびっとだけ、ジンさんが可哀想に見えた
「しかし!この美しい船の、祝福すべき航海を妨げるかのように…怒涛のような、アラガミの大群が待ち受けているという…きっと君たちは不安に怯えているだろう…そう思うと僕は…僕は…いてもたっても、いられなくなったんだッ!そういう訳で、君たちには僕が同行するよ!まさに、大船に乗ったつもりでいてくれたまえ!」
「結構だね」
「遠慮はいらない、弱きを助けるのは僕の義務ッ!これこそが騎士道精神というものだからだッ!」
「いらないっす」
「君は、非力を恥じているのかい?「いや、恥じてn…」いや、恥ずべきことは何もないッ「だかr」強大な敵との戦いには、この正義の助太刀こそあるべきだッ!そうだろうそこの美しき名も知らぬ少女よ!」
ジンさんを華麗に無視して私に話を振ってきたエミールさんに凄いしか言えない
「美しくないです帰ってください」
「その心意気、分かるよ…自分の船は、自分で守る心意気…騎士は喰わねど…高楊枝ッ!」
この人は、人の話を聞いているんだろうか
「あn…「気に入った!何が何でも同行させてもらうぞ名も知らぬ少女よ!!」たすけt…「同行するぞ!少女よ!!」わかりましt「共に戦おうッ!人類の輝かしい未来の為にッ!!我々の勝利は約束されているッ!」
一通り言い終えたエミールさんは満足げに帰って行った。嵐だ…彼は嵐だ…嵐のように来て嵐のように去って行った…
「…ややこしいヤツがきたな」
「あいつ…できる」
「…」
エミール・フォン・シュトラスブルク…私の中でこの人は人の話を聞かない色んな意味で怖い人となる