▼name

エマ・シャルロット（Emma Sharlotte）
♀／16歳／151cm

▼looks

テラコッタ色の髪は肩をやや過ぎる長さを有しており、日によりポニーテールやツインテール、ハーフアップや編み込みと、アレンジを欠かさず、目に掛からない長さに纏められた前髪もあって几帳面さがうかがえる。
全体的にパーツは小柄ながら、大きく丸い碧眼は可憐さすら感じさせる顔立ち。きつく上がった眉や眉間に寄せられた皺がなければ、だが。

顔のパーツだけでなく、全体的に小柄な体格で胸部の膨らみも小ぶり。年相応の瑞々しさと共に健康的に引き締まった体躯はしなやかで、脆弱な印象とは程遠い。

▼personality

きかん気の強い見た目に違わず、気位とプライドが高く、居丈高に振る舞い、歯に衣着せぬ物言いは時に苛烈でもあり、その様は苦労を知らないお嬢様。
その実、幼少より気位の高さに見合う努力を積み重ねている、努力によって形を成した優等生でもある。人の努力を軽んじることはあっても嘲ることはしないあたり、根は邪悪ではない。

全方位に対して攻撃的ではあるが、それは常に気を張っているがゆえの言動でもあり、真に気を許した存在には甘え、頼り、寄りかかる、といった相応に子供らしい姿を見せもする。
人から向けられる悪意には慣れているが、好意や称賛には弱く、扱い方さえ覚えてしまうと割とちょろい。

▼other

※human
学園に在籍する3年生。
魔術師の貴族家系であるシャルロット家の長女であり、上に兄が一人居る。
幼い頃から兄が家督を継ぐと決まっていたが、どこか昼行灯じみていて頼りない兄を支えなければと一念発起し、抜かりのない妹に成長し過ぎた結果が今の苛烈さに繋がっている。
平然と兄を扱き下ろすが他者が兄を貶すことには良い顔をしない、何かと異性を兄基準で図ろうとする、プレゼントの類は兄第一に、といった点からどう考えてもブラコンであるのだが、本人に自覚はないため指摘されると否定する。

火、特に爆炎系の攻撃魔術を得意としており、一撃一撃の威力には目を見張るものがあるが、消費魔力が激しいために連発はできない。
魔術を使わずとも、小柄な体躯を生かして機動性に富んだ白兵戦を持ちかけることも可能。

料理は苦手だが、昔から兄に披露してきたお菓子作りの腕前だけは一人前。
ワンピース型の制服は胸元をリボンで飾る以外に目立った着崩しはしておらず、季節により防寒具が増減する程度。
寮の自室には勉学家らしく背の高い本棚が立ち並んでいる。

※familiar spirits
火属性を司るピクシー一族の娘。上に兄を持ち、ブラコンであることは人間時と変わらないが、こちらではうっすら自覚もあるため、指摘されると全否定よりも開き直った逆切れをしがち。
主人には口うるさく接しつつも甲斐甲斐しく世話をするような、お節介焼きの一面を垣間見せるのも魔術師時との顕著な違いとも言えよう。

炎系の術全般なら扱うことができるが、攻撃に特化した性能ゆえに治癒系統を苦手とする。
背に燃え盛るような蝶に似た羽を生やす、20cmほどの人形のようなサイズになることも可能であり、この姿の時は主人の頭や肩に乗ることを好む。

▼like

自分を賛辞する言葉、従順な相手

▼dislike

梅雨、説教、無視されること

▼motif

ノウゼンカズラ/パンジー/オレンジガーネット

「……いいわよ、笑うなら笑いなさいよっ。
　笑われたところであたしは自分を曲げないんだからね！
　だ、だからっ、早くこっちに来て背中を貸しなさいっ！これはお願いじゃなくて命令なの、貴方に拒否権ないからね！？」